近時の雑感

世論は何とでも誘導できる。世論調査の結果はどうとでもできる。世論調査の結果に従うべきなら、政治課題は全て世論調査で対策を決めればよいのである。政治家は必要でも国会議員は不要となる。なぜインターネット時代にそういう国が現れないのか。そもそも、どれほど啓発運動をしてもオレオレ詐欺被害も消費者被害も減らないのである。その被害者と同じ人が世論調査の回答者なのである。世論調査が外国によって動かされる、その外国は「世論主義国」どころか民主主義国でもないのである。


歴史に学ぶということ

批林批孔運動。Wikipediaによると「1973年8月から1976年までの「批林批孔運動」は、林彪と孔子及び儒教を否定し、罵倒する運動。中国の思想のうち、「法家を善とし儒家を悪とし、孔子は極悪非道の人間とされ、その教えは封建的とされ、林彪はそれを復活しようとした人間である」とする」とのこと。民族や国家が長い歴史で築き上げた思想や価値観を悪として全否定する。つまりオールオアナッシングである。その内実は権力者の私利私欲による陰謀であり、活動部隊は無知な人民である。無知な人民は暴力により「普通の人」を徹底的に攻撃する(紅衛兵による暴力を見よ)。自らを正義とし他人を悪として攻撃するのは、この上ない愉悦である。禁断の快楽である。その結果、民族の遺産は破壊される。残るは荒廃した社会。そういうことが過去に起きたのであり、過去に起きたことは現在も起きるということである。


確率と結果

「学校通わぬ10歳ユーチューバーの父が批判に反論」という記事。なかなか興味深いですが、そもそも明治時代とか就学率は低く学校に行けない子供が大勢いました。小作人の子供は小作人、という時代でした。学が無くて苦労した、という話は昔も今もあります。どの子供も学校に通って教育を受けられるのは社会が進歩した成果なわけです。教育を受ける権利は憲法で保障されており、旭川学テ事件最高裁判例により国家と国民の両方の権利であり義務であるとされています。

とは言っても、学校に通った結果、いじめられて自殺する子供もいます。そう、全ては確率、全ては結果なのです。学校に通って学を身につけることがその子供がその後の人生を幸福に送れる最も高確率な方法(それを欠いたら幸福確率がガタ落ちするならほぼ必須の方法)であると社会が認定したから学校制度があります。一方、結果としてその子供が幸福な人生を送れば、遡ってその子供に対して行なった教育は適切だったことになります。この記事の子供も、将来親を恨むことになるか親に感謝することになるか、いずれ結果は出ます。現時点での評価としては「ハイリスクハイリターン」なことをしているな、とは思いますけどね。


今日の一言

これまでに無かったし、これからも無いであろう、超大型連休の最終日。何事も始まりがあれば終わりもあることを実感させられる日である。平成の長い連休を抜けると令和であった。


和と漢へのまなざし

五島美術館の庭園

和漢朗詠集。代表的な詩句に「嘉辰令月」があります。即ち令和です。また、例の「我が君は」もあります。時宜を得ているから、ということでしょうか。源氏物語絵巻の平成復元模写も素晴らしい。あんな真っ青な服だったとは…


ゼロの執行人

ゼロの執行人、まだ1年なのにもう地上波で。そんなことじゃあ円盤の売れ行きがとか今のもどうせ1年でだから観に行かなくてもとか、そんな貧乏くさいしみったれた心配など全く不要の域に達している。連載開始は平成6年、もう四半世紀も「ということは…蘭が危ない!」と言い続けているわけで、逆に言えば常に新しい世代をファンに取り込んでいるのだ。これは本当に凄いことで、例えばドラクエなど同じ人間が買い続けているのでファンが高齢化しているが、マリオは新しいファンが買っている。

ところで劇中、某弁護士の秘書(法律事務職員)が「○○を検察官が取り調べた調書」として出した書面、秘書の言の意味は検察官面前調書(いわゆる検面調書)であるが、映し出されているのは(「被告事件名:ゲーム会社窃盗事件」などという表記は有り得ず「罪名:窃盗」で有るべき、などという些細な?点はともかく)明らかに違う。2回映っているが、2回目にはっきり「第1回公判調書」「東京高等裁判所」とある。つまりこれは公判調書(公判廷供述調書)であり、強いて言うなら「裁判官が取り調べた調書」なのである。まあ、百歩譲ってそのうち検察官の質問(と被告人の供述)部分を指して言ったのだ、ということにしておこう。事件番号が「(な)第45715号」とあるが、高裁の控訴事件は(う)である(刑事事件記録符号規程によれば(な)は地裁の費用補償請求事件である)のはともかく?、控訴事件でこんなに大きな数字になることはまずない。ていうか、この書面が入手できたということは最高裁に上告までしたということか…割と必死に争ってるじゃん…。これほどのビッグプロジェクト、刑事裁判監修がいるかと思いきやスタッフロールには見当たらなかった。なおこの書面、弁護人は「小早川卓司」とある。現在日本に小早川という弁護士は3人、うち2人は高松で(明らかに)父と息子で両者元検、息子の方は管理人より10歳上で刑事弁護を中心にやっているようで、しかも名前が劇中と1字違い。この人が(名前の)モデルなのだろう(?)。


今日の雑感

田中が全てをブチ壊した。打率も悲惨だし、二軍に落とさなければならない。代わりがいるかという問題があるが…。タナキクマルのマルが去ってタナが悲惨ではキクだけ元気でも孤掌鳴り難しである。片や近本、セイヤと同年でもルーキーだが走攻守揃ったこんないい選手が出てきている。世の中の変化はますます速い。ブクブク太って鍛錬を怠れば、昨日の栄光で今日を勝てるはずもない。

今日の雑感

たった80分しか離れてなくても、都市熱がある街とない街の違いがある。国会議員はここの人々に擁立されているわけで、一人一票とか正しいことを言う状況じゃない内実。

気持ちを切り替えて

まあ3年連続優勝で肉体的にも精神的にも金銭的にも?ブクブクぶよぶよ太っていたということだ。今日も拙攻直後に追いつかれてやれやれかと思ったが、結果的には快勝。床田サマサマだが、勝利は何よりの回復薬である。これで気持ちを切り替えて、次からも勝っていこう。シーズンは始まったばかり、実力はあるのだから、もうやる気を無くしてはプロではない。まずは野間しか信用できない打線を何とかせよ。
管理人の花粉の季節が終わったのは収穫。

顕謀

陰謀論は話としては面白いので小説や漫画や映画の脚本としては良いのですが、現実社会で真顔で言う人は典型的な「ダメ人間」です。消費者被害の被害者になる確率が高いと言えます。現実社会は陰謀で動いているのではなく、「顕謀」で動いています。「自分だけが気づいている」のが陰謀、「誰もが知っている」のが顕謀です。「自分だけがこのお得なビジネスに気づいた!」…うーん、まさに典型的な消費者被害の心理です。顕謀について声高に批判することはあまり意味がありません。顕謀が行われているのは、その利益状況からです。金になるから行われるのです。そこが金にならないようにする対策を考え、実施するほかありません。


才能とか素質とか

好きこそものの上手なれ、といいます。囲碁でプロ棋士がその子供を鍛えればプロにはなれますが、その子供が喜んで囲碁をやってない限り、ぱっとしない棋士で終わります。それがその子供にとって良いことかどうか。プロ棋士がその子供をプロにしなければプロのなり手が無いなら、もう「絶滅危惧業界」ということです。囲碁の才能とか素質とかいうものの正体は、囲碁が好きということなのです。好きと言ってもちょっとやそっとではありません。一日中囲碁のことだけを考えてしまい、囲碁以外は何にも興味が湧かない。囲碁をやっている限り時間が経つのも腹が減るのも忘れ、何時間何十時間ぶっ続けで囲碁をやっても全く苦にならないどころか楽しくて楽しくてしょうがない、毎日囲碁だけやっていたい。そのくらいでないとプロ棋士を目指すべきではありません。そしてこれは、人間の生活に必要な業界(衣食住など)以外のどの業界にも当てはまります。そういう才能や素質が何かについてある人は特異な人なのです。


例え

紫式部が、枕草子の漢文が間違いだらけと清少納言を極めて辛辣に批判した(紫式部日記の中で)という有名な話。思うに、囲碁に例えれば、清少納言は親がアマ高段者で親から囲碁の手ほどきを受け、アマ五段。定子はアマ初段、女房に至ってはアマ5級以下なので、その界隈では圧倒的な強者として持て囃される。しかし紫式部は親がプロ棋士で親が兄にプロになるための修行をつけるのを一緒に受けて兄より強くなって親を嘆かせた、プロ五段の腕前。プロ五段から見ればアマ五段の棋譜など悪手だらけであり、布石も下手、戦いも下手、ヨセも下手。手合はせいぜい五子といったところで、弱すぎる碁打ちである。それがとてつもない強者と持て囃されていれば、それは違うと言いたくもなるだろう。


ラーメン屋と赤い海

新規に開店したラーメン屋に行列ができているという話。ラーメン屋ほど、誰でも簡単に開業できるが極めて熾烈な競争の超レッドオーシャン業種もないでしょう。そこで生き残るなら本物か。昔、大学当初の2年間は永福町に住んでいて、永福町駅の対角線前の大勝軒が平日も土日も朝も昼も夜も常に行列で、不思議でした。大学の行き帰りも銭湯の行き帰りもすぐそばを通るので2年間ほぼ毎日見ましたが、開店していて行列ができていないという状況を見た記憶はありません。管理人は、たかがラーメン並んでまで食べるほどのものではないという人間なので、一度も行きませんでしたが…



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