名人リーグの結果

昨日、名人リーグの最終一斉対局が打たれました。リーグの最終結果は…

挑戦者:井山

その他残留:山下・村川・張・河野・黄

陥落:羽根・余・坂井

うーん、管理人の2016.12.04の予想は大ハズレです。管理人は挑戦者を山下と予想しましたからねえ…井山は2位と…結果は山下が2位だから惜しいかというと、「3ゲーム差」では惜しいと言うのは恥ずかしい。また、管理人は村川が陥落すると予想しましたが、村川に失礼だったか。坂井は期待を込めて残留としましたが、最下位陥落。陥落で当てたのは余だけ。やれやれ予想は難しい。そして、今期のような「挑戦者だけは鉄板」で挑戦者を外すのは大いに恥ずかしい。

それにしても、今期の混乱要因は羽根です。山下・村川・河野と残留組に3つも勝っていながら、余・坂井と陥落組に2つとも負けている。強いのか弱いのかワカラン状態です。


井山裕太が名人戦の挑戦者に

昨日打たれた名人リーグの井山vs村川の結果は、井山の中押し勝ち。これで、最終戦を待たずに井山の挑戦が決まりました。井山だけ無敗で次点は3敗という、ぶっちぎりです。なんで高尾山に名人を奪取されたのか…七冠の重みだったのでしょう。この凄まじい勢い、名人奪還は間違いないと言ってもいいでしょう。LG杯に向けて、井山の精神状態は非常に良い。これは期待できます。まあでも勝負事は絶対ということはありません。逆に言えば、高尾山はこれで防衛したら評価が暴騰するわけで、ピンチはチャンスでもあります。注目の第一局は8月30日ですか。場所は大阪、井山の地元。うーん、御膳立ては整っています。勿論、LG杯優勝に向けての…


井山裕太が碁聖を防衛

井山、ストレートで碁聖を防衛!
それにしてもこの碁、最初から最後まで200手くらい延々と戦い続けるという、そんなの脳の体力が続かないよ、という凄まじい内容。どの時点で勝ちを読み切ったのか…山下が一蹴された。いよいよ高尾山は恐怖である。もう井山の挑戦を誰も疑ってない。奪還も…


典型的な負けパターン

ここを利かしてからこっちに打つ→利かずにこっちに打たれる


第2局

本日打たれた碁聖戦第2局、黒番井山・白番山下。

なんだろうこの碁。井山が山下に左辺の大石を取られたと思ったら、いつのまにか井山が勝っていた。何を言っているのかわからないと思うが、管理人も何が起きたのかわからなかった…。井山のこの捨石はアルファ碁を髣髴させる美しさ。もはや自在の境地に到達したか。井山、第1局から間が長く勘が鈍ったかと危惧したが、そんなことはなかったぜ。もう山下などというロートルは眼中にない。柯潔は中国で連勝している。井山が日本で連勝しないわけにはいかない。山下の役割は井山が更なる高みに登る踏み台となることだ。そこんとこよろしく。日本の囲碁ファンは当面、井山にLG杯で優勝してもらうことしか希望が無いのだから…


今日の雑感

指導碁。プロがポカしてもアマがポカして、なんだかんだでプロが勝つ。アマ同士の碁は数え碁で終局してもプロから「こう打ったら終わってたじゃん」と指摘される。プロとアマとは、このくらい差がある。


第1局

いよいよ始まった碁聖戦。井山裕太碁聖に挑戦するのは山下敬吾。握って、黒番山下・白番井山。

5は山下もアルファ流か。「強い人が打てば皆真似る」というが…世界中のトップ棋士がアルファ流になっている。凄いことだ。呉清源と木谷実の新布石を彷彿させる。9は普通の定石書には出てこない手だ。比較的新しいのか…右下隅の忙しい所で手を抜いて15は驚いた。気合の16は当然で、17となる。確かに星への両ガカリは厳しいが…21も自ら二目の頭をぶつけにいくゴツい手で、山下流か。28に手を抜いて29は気付きにくい。足早の山下か。32は一時期流行った急襲である。アマには難解だが、この二人は当然研究済み。49のカケツギは少しアマ臭いが…コウの所を抜かれる形だから理屈はあるが…51と割いた?所では白が苦しいかと思ったが、しかも忙しい中で54に手を戻して、75とフリカワリとなった。この結果は黒の地模様が大きいように思えたが、左上の黒の大石にどれほどの攻めが効くか。76から攻めかかった結果は、109まで白が右上隅を取って黒は中央の種石を味良くゲタで取った。これも黒が厚いように思えたが…110から下辺の黒の地模様を巡る攻防が難しい。124には125とツガざるを得ないのか…131からのコウがまた難しい。黒が何とでもシノげるように思えたが…139-140の交換は損コウだろう。白を味良くさせた。つまり黒には損コウしかない…!?157に158とコウを解消。左上隅はワタるのかと思いきや159とさらに潜行。これはアマには気付きにくい。172と巨大コウを仕掛けさせられた?と思いきや、174-176とここをポン抜いたら中央黒が全滅とは、アマには怖すぎる打ち方だ。しかしこれでまさに中央黒が全滅したとなると、黒にはコウ材がなかったのだろうか…そこまで井山が読み切っていたということか…190手完、白中押し勝ち。

井山、七冠復帰に向けて幸先の良い一勝だ。ここのところ本木という弱い挑戦者と打っていたので、勘が鈍ったのではないかと心配していた。今局も山下が優勢の場面もあったように思えたが…結果として豪快に勝ち切った。素晴らしい。山下は最初の公式七大タイトルという懐かしい棋戦だが、もう井山には勝てなくなっているのかもしれない。いやいや油断は禁物だ。山下ほどの棋士である。必ず底力を発揮してくる。ところで松島一の坊は管理人も泊まったことがあるがなかなか良い旅館である。なお美術館が併設されているが行ってないw次局は宮島か。これも管理人と縁があるが、日本三景巡りなのだろうか。


二十六世本因坊文裕が本因坊を防衛!

なんかあっさり過ぎるぞ…本木、リーグを勝ち抜いたのに4タテはひどい。高尾山か?いや山下も4タテ食らったんだった…

これで井山は碁聖戦に向けて休養十分。ていうか、この4局自体が対山下のためのウォーミングアップだったのでは!?

もう碁聖戦の先の名人戦のことについて考えているかも…そこには高尾山がw

結局、本木も高尾山も山下も、みんな井山に4タテ食らっているという…羽根も3タテ食らったし、やっぱ張ウしかいない!?

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第3局

昨日から本日にかけて、本因坊戦第3局が打たれたわね。黒番井山・白番本木。
それが、なんとわずか137手で井山の中押し勝ちとなったわ。
午後3時台で終局とは、早すぎやろ。
本木のあの曲者感は何やったんや…
既視感が凄い会話ねw
それにしても、井山の構想力はケタ違いだわ。あっちもこっちも中途半端な状態で、どんどん展開していく…
そう、それはアルファ碁みたいだわ。
それな。井山はん、アルファ碁流に棋風を改造しとるな。
本木には第4局を頑張って、としか言えないけど、本木は2年前の伊田の気持ちが、これ以上ないほどリアルにわかってきたんじゃないかな。
伊田は3連敗してから1勝を返したで。井山はんの大石を撲殺してな。本木はどうやろか…
第4局はわずか1週間後。これも大注目の一戦になるわね。
本木が、伊田となるか高尾山となるか…w

LG杯

そういえば昨日はLG杯の2回戦が打たれたんだったわね。それ自体は忘れてなかったんだけど、3回戦以降が11月だってことはうっかりしてたわ。
日本からは井山・伊田・一力の「III」トリオが出場して、1回戦で一力が消え、2回戦で伊田が消えたのね…中韓のトップ棋士しか出てこないから順当とはいえ、寂しいことだわ。
そんな中で勝ち残った井山はん、さすがやわ。特に2回戦は周睿羊が相手やった。周は数年前は世界トップだったこともあるんやないの?前回準優勝者でもあるし、正直言って井山はんより格上やろうね。
まあ、井山はんより格上の棋士がゴロゴロしとるのが中韓の恐ろしいところなんやけど…
井山と周の碁は、井山が部分に拘って周が足早に打ち回して、「こんなので井山は勝てるの?」って感じだったけど、左上の厚みを全局に活用して勝ったわ。
本因坊戦第2局を思い出したけど、井山は厚みの使い方が非常に上手いわね。アマは目に見える地を過大評価するから、形勢を誤解してしまうわ。
柯潔は当然のように勝ち残っとるな。アルファ碁との激闘で精神的肉体的に疲労しとるのは間違いないのに、ほんま恐ろしい棋士やで。
井山はん、このLG杯で優勝したら、世界が見る目も変わるで。頼むで井山はん!
11月といえば、名人を高尾山から奪還して七冠に復帰しているかもね。
逆に言えば、そのくらいでないと世界戦で中韓トップ棋士を薙ぎ倒して優勝するのはどうなの?ってくらいね。
期待して待ちましょう。

柯潔 vs AlphaGO 第3局

さて今日は大大大注目の「柯潔の白番(中国ルール)」の再戦だったわけだけど…
なんか柯潔がボロ負けしたように見えたで。前局はかなり競ってたように見えたんやけどな。デカいコウもあってハラハラしたんやが…
今局はあまりハラハラしなかったわね、正直言って。部分部分では柯潔が技を見せたんだけど。例えば右下隅を鮮やかに生きたとか。
でも、局面全体は常にアルファ碁が支配していたような感じ。まさに横綱相撲ね。
柯潔の最後は投げ場を求めたんでしょうね。それにキッチリ対応して大石にトドメを刺すアルファ碁…鮮やかなものだわ。
今後、今回の3局を柯潔と検討するとか、アルファ碁同士の棋譜を50ほど公表するとか、色々興味深いことをやってくれるようやな。
ただ、アルファ碁の強化自体はもうやめるんかなあ…残念やけど、世界最強棋士をボコったんやから、もう目標が無いわな。
アルファ碁狂騒曲は第二幕で終了か。第三幕はDZGが引き継いでほしいけど、アルファ碁は色々な意味で人類が用意できる最高の条件、人材、金額、機械…全てで究極の内容でやったから、これはもう伝説として永久に語り継がれるわね。他のAIがどこまで行っても「アルファ碁に比べたら…」と言われるでしょうね。
思えば昨年3月の対イセドル戦の前までとそれから後とで、囲碁の歴史が全く変わったで。
これから囲碁以外の分野もそうなっていくんやと思うと、世界中で囲碁ファンだけがそれを先行体験できたっちゅうわけや。
そうね。これから10年の世の中の変化は、これまでの100年よりも大きいかもね。
それを楽しみと感じるか勘弁してくれと感じるかで、精神が若いか老いているかがわかるわ。

ペア碁と相談碁

今日はペア碁と相談碁ね。アルファ碁も忙しいことだわw
でも、こうやって色々と試してみるのはいいことね。
結果は、ペア碁は白中押し勝ちか。黒のペアのアルファ碁が投了するのに相方の古力が反対したような情報もあるが…人間とAIとの付き合い方を考えさせるな。
一方の相談碁は、五人寄れば文殊の知恵とはいかず、船頭多くして船山に登る結果か。アルファ碁の中押し勝ちや。
まあ、今日は明日の最終戦に向けての花碁だからね。今は明日を待つだけだわ。

柯潔 vs AlphaGO 第2局

さて今日は大大注目の「柯潔の白番(中国ルール)」よ。
今人類が出せる最強の手札ということになるわね。
結果から言えば、白番柯潔の中押し負けか。
ただ、デミスハサビスが「50手までは完璧、100手までは競っていた」と言ったという情報もあるで。むしろ前局より柯潔の評価は高い敗戦やなかろうか。
とにかく驚いたのが、左下隅の巨大なコウね。これは本当に扱いが難しい。形勢判断が非常に難しいわ。
それを、アルファ碁はどこまで読み切っていたのかしら…結果的に柯潔が小さいコウ材を打ってしまい、「不利カワリ」になって、ここで実質的に負けにしたようだけど、この時、柯潔は残り時間がまだ1時間近くあったのよ。イセドルのように時間に追われていたわけじゃない。つまり、コウ材が続かない状況だった、ということでしょうね。
対イセドル戦の第3局も、最後に大きなコウができたけど、イセドルのコウ材が続かんかったんや。つまりアルファ碁はコウ材も含めて読み切っている…?
そんなことが…信じ難いけど、その信じ難いことが目前で行われたのよね。凄い時代になったとしか言いようがないわ。
明後日の第3局も柯潔は白番という情報もある。白番なら柯潔に勝ち目はあるように思えるのよね、今日の一局を見たら。3局中1局勝てば、5局中1局のイセドルより上ということになるわ。あの時よりずっと強いアルファ碁に対してね。
明後日の第3局は大大大注目やな!
とりあえず明日のペア碁と相談碁も興味深いけどね。


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