貿易摩擦

米中の貿易摩擦、大変興味深い「社会実験」です。常識的には自由貿易が良いとされている(と管理人は理解している)のですが、ここで必ず意図的に看過されるのが軍事独裁政権による重大な人権侵害。893の資金源は断つべきでも、軍事独裁政権の資金源は断つどころか儲けさせてあげるという世界。米国には治者と被治者の自同性がありますが、中国にはありません。本来なら「中共」と呼ぶべきなのです。それにしても互いに関税の率を上げてはトランプの支持者にも「被害」が及ぶと思うのですが…トランプ自身は「肉を切らせて骨を断つ!」と思っても、切られる肉からしたらたまったものではないわけで…いったいどういう結末を想定しているのやら。


東寺

帝釈天騎象像

日本では昔の仏像や仏具や仏画は煤けていたり錆びていたり剥げていたり、とにかく「ボロく」なっています。しかし、新品当時は「異国の神はキラキラし」というやつで、綺麗で木の香りがしたり金ピカだったり極彩色だったりしたわけです。東南アジアの仏像は日本人には「キラキラし過ぎる」と思う人が多いでしょうが、日本の物もあれが本来の姿でしょう。


ノートルダムと寄付金

ノートルダム大聖堂の大火災、まことに痛ましいことですが、再建のための寄付金が世界中から数日で1000億?円も集まった(集まる)とのこと。それに対し、マクロン政権に抗議するデモをしている人たちから、貧しい人を救うのにも使うべきだとの声が出ていると。これが人間社会の本質。貧乏な人間を救うためには金が集まらず、クジラとかイルカとか文化財とか、とにかく、貧乏な人間「以外」を救うためには金が集まるのです。ノートルダム大聖堂はもちろん宗教的な建築物であり、その宗教は貧しい人を救うことを教義の本質にしているの「かも」しれませんが…


雑感

日本は言論の自由、特に重要な政治的言論の自由が高度に保障されている素晴らしい国です。今回の改元についても賛否両論あるようですが、それを自由に論じられるのがいい。国家が決めたことを顔と名前を出して批判しても何の不安もないことが、水と安全のように(?)所与のものと思ったら大間違いです。それが無い国もあるんですよ、いっぱい。すぐ近くにも…。ところで今回の件も他の件と同様、意図的な混同が伺えます。他の件で最も有名なのが管理人が以前書いた、憲法解釈変更による自衛隊の活動範囲の拡大です。どういう主張や見解を持つのも自由ですし、それを表明するのも自由。ただ、自衛隊は合憲だがこれこれの活動は違憲(違法)という立場と、そもそも自衛隊は違憲という立場は、全く異なります。それを意図的に混同するのが恣意的扇動的言論の場です。今回の改元も、元号は良いが令和は気に入らないという立場と、そもそも元号を否定する立場では、全く異なります。後者であればどういう漢字を使おうと必ず反対であり、漢字について論じること自体に意味が無いわけです。それをさも意味があるかのように「言論の場」を設定するのは、誤導でありプロパガンダであるのです。なお前者も「この元号なら支持する」ということを表明するのが責任ある議論であり、それをしないならやはり聞く意味のない議論です。


新元号

来月1日からの新元号「令和」、一発で変換できた…はともかく、管理人を含め誰もが思った「昭和と和がかぶるのはどうなんだ…」という点。しかし実のところ元号は「かぶり」は気にしていないのです。平成まで247もある元号、漢字は72字が使われ、最多は「永」の29回、2位が「元」「天」の各27回、4位が「治」の21回、5位が「応」の20回、6位が「正」「長」「文」「和」の各19回、10位が「安」の17回です。このベストテンに明治の治、大正の正、昭和の和、が入っています。また、「大正」「昭和」と「しょう」を続けており、連続する元号のため「たいしょうしょうわ」と話す機会が多くなるのに、「しょうしょう」と続けさせることを気にしない。今回、「和」は6位から5位に上昇し、「正」「長」「文」は7位に下降するわけですが、近いところで「明和」が1764年-1772年で、「享和」が1801年-1804年です。ここで28年3ヶ月ほどの間隔で「○和」とかぶっています。今回は30年3ヶ月ほどなので、前回より2年も長いのです。一方、72字の使用漢字のうちなんと30字が1回しか使われていない。そして昭和の昭、平成の成、これらはその「1回組」なのです。令和の令、これも「1回組」であり、初使用の漢字を含めるのが3回続くことになります。これは予測を外す意図からもたらされた現象でしょう。初使用の漢字とかぶりの漢字の組み合わせ、これは予測できません。そして気づかされることは発音。管理人の素人音感分析で、「めいじ」→「たい・しょう」→「しょうわ」→「へい・せい」と、1拍→2拍→1拍→2拍、と来ていたので今回は1拍だと思っており、やはり1拍でした(2つ目の漢字の母音が1か2かで全体の長さが違ってくる感じ)。ちなみにこの法則は、「けい・おう」←「げんじ」←「ぶん・きゅう」←「まんえん」(「ん」は母音ではないので母音という観点からは1)←「あん・せい」←「かえい」(1文字目が母音1なので全体としては1拍)←「こうか」と、ここでようやく明確に崩れます。幕末から続いている法則なんですねえ。ただ、出典が中国古典ではなく万葉集というのは、伝統を逸脱しています。古代はともかく、中世以降は平成までほぼ全て中国古典(ごく稀に中国王朝の元号)を使ってきているわけで、今回も万葉集はともかく中国古典にも根拠づけることは可能と思えますが…何しろ出典にできる中国古典の範囲は非常に広いので、令と和の両方が出てくる箇所は探せばあると思うんですよね…

追記:さすが30年前と違ってインターネット時代の知の奔流は素晴らしい。もう令和の中国古典の出典が指摘されているwそもそも万葉集の当該箇所が昭明太子の文選(元号の出典の常連)を元にし、それが王義之の蘭亭序(元号の出典に相応しい古典)を元にし、それもまた張衡の帰田賦(何それ?これを契機に調べてみるか…でも陶淵明の帰去来時っぽい?)を元にしていると。もちろんこんなことは考案者は誰よりもよく知っているはずで、つまり令和は中国古典を日本が取り入れた結果としてのハイブリッド出典ということである。これには管理人も納得w


平成最後の秋葉原電気街まつり

3月21日から4月30日まで、平成最後の秋葉原電気街まつりが開催されます。平成最後に合わせ、ガイドMAP内に秋葉原電気街年表を記載。秋葉原電気街まつり公式キャラクター「AKIBeAr(アキベア)」「アキバードン」「ギンにゃん」が電気街を埋め尽くす(3月21日には撮影会も)。冬に引き続き、SAOとタイアップ。オリジナル描き下ろしキャラクターイラストが秋葉原を盛り上げる(オリジナルアクリルパネルがもらえるプレゼントキャンペーンも)。詳しくは

https://akiba.or.jp/denkigai2019spring/

例によって広告ですが、今回は文章を管理人が書きました。まあ内容は管理人じゃありませんけど…


今日の雑感

平成23年3月11日は、昭和20年8月15日と同等以上の重みをもつ日、時代の画期である。その間、65年半。二世代の間隔がある。8月15日を体験し語れる人はまだ生存しているが、じきにいなくなる。そして、明治維新や日清日露戦争のように歴史になる。今は「震災後」の時代の初期なのである。


今日の思い出

今日は母校(大学)の合格発表だったようで…あれからもう28年も経ったことに驚き。思い返せば、2月下旬に受験のために新幹線で東京駅に降り立ったそこで「地上戦突入ーーー!!!」という声と共に新聞号外が配られていた。その夜はホテルの自室のテレビが流す(赤外線カメラで映した?)薄暗い砂漠を戦車が進む映像を食い入るように見たものである。下宿は「早い者勝ち」なので、1日余計に宿泊し不動産屋で探して内見に行ってその場で契約したのも懐かしい。2階4部屋のうち一室で六畳くらい、風呂なしエアコンなし洗濯機なしトイレ共同という…そこに2年住んだなあ。


どうなる?

第二回米朝首脳会談、合意不成立で米朝どちらが痛いのか。前提として、どちらも痛い、それは当然である。それを踏まえ、管理人の評価では米国、いやトランプの方が痛い。なぜなら以前書いたように年齢の問題、任期の問題。時間は常に「若き独裁者」キムの味方である。キムの国内の権威失墜というが、そんなものは一時的限定的である。絶対的独裁国家を舐めてはいけない。言論統制、情報統制、思想統制。それでいくらでも乗り切れる。人民が何万人餓死してもいい条件なのだから。方やトランプ、会談中に国内ではロシア疑惑の追及、これが民主主義国家である。次の大統領選で再選される可能性は低いというのが常識的な見方だろう。

ただし、合意しなかったのはトランプがギリギリ踏ん張ったとも言える。それは主に日本から見てということだが、つまりキム独裁体制と核放棄(勿論例の「完全で検証可能かつ不可逆的な」。そうでないとそもそも無意味ていうか欺瞞)が決して両立しないことは日本人、いや東アジア人なら誰でも知っている(口にするかどうかは別)。トランプは所詮欧米人なのでそれを知らない、それで合意するのではないかという懸念があった。合意を守らない相手と合意する、これほど無意味で欺瞞な行為は無い。それでも目先の成果として喧伝し選挙を有利にするために合意するか、と思ったらしなかった。最悪は回避したということである。これは、そんな合意は(米国のメディアが否定的に評価して)選挙に不利になるという判断だ。これが民主主義国、言論の自由がある国のダイナミクスである。いずれにせよトランプに残された時間は(キムよりはるかに)少ないのであり、お手並み拝見である。


例年どおり

本日から花粉が飛び始めた模様。毎年、計ったように2月下旬に始まる(本日は2月中旬の最終日だろうが…)。2月中旬に寒い日があり、それが終わって暖かくなった日。そこなのである。この毎年の正確性は驚くべきことである。


皮肉

政治家や政治団体へのノーベル平和賞は、むしろマイナス評価である、というのが管理人の考えです。特に近年の受賞者(受賞団体)を見れば、そういう考えを持つ人も多いのではないでしょうか。安倍首相がトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦した、というのが事実とした場合、これは皮肉による行為でしょう。「お前なんかノーベル平和賞wがお似合いだww」という…


バカッター訴訟

近時よく聞く「バカッター」のニュース。犯人に損害賠償請求訴訟を提起する、それはそれでいいでしょう。ただ、有意義な行為なのかは微妙です。つまり、今後の被害の予防に資するか、ということ。思うに、バカッターの犯人は「クビ」になる危険はさすがに理解しているわけで、クビになっても惜しくない仕事だからやるのです。絶対にクビになりたくない、要するに給料が良い仕事なら、そんなことはやりません。ゴミみたいな仕事だから、カスみたいな行為をするのです。本人は意識していなくても、資本家の搾取に対する労働者の「せめてもの抵抗」という構図になっています。大きな視点で見れば、ですけど。企業としては「それでも(訴訟を)やる」ということでしょうが、もっと直接的な障害があります。それは、損害論。損害賠償請求は、文字どおり企業に発生した損害の賠償を請求する以上、何円の損害が発生したかを具体的に主張立証する必要があります。株価が下がったからといって、それは直接的には株主の損害であって企業の損害ではありません(自己株式で根拠づけるのは技巧的に過ぎるでしょう)。それに、株価は様々な理由で上下するのであり、バカッターとの因果関係をどこまで裁判官に認めてもらえるか。例えば、株価が1000円でバカッターにより900円に下がったが、その後1000円に戻ったら、果たして損害があったと言えるでしょうか。本来なら1100円だったはず、と言えるでしょうか。売上が減り、利益が減った。これは損害です。しかしこれもバカッターとの因果関係をどこまで認めてもらえるかの問題があるほか、立証においては、企業の会計資料を詳細に開示する必要があります。基本的に前年同期との比較になるでしょうが、バカッター以外の要因の影響がどのくらいか、それを様々な企業秘密(利益率とか客の数とか客単価とか…)を用いずに説明できるでしょうか。そういったことを全て証拠として提出する、裁判は公開ですし当のバカッター本人に「これを見ろ」と見せつけるわけですから、それをインターネット上に流されることは覚悟しなければなりません。刑事では威力業務妨害は成立するかもしれませんが、量刑においては同様に損害の大きさが問題となります。すると(前科がなければ)一発で実刑とはならないでしょう。バカッター本人は実名が出れば今後の就職で検索されて採用を拒否されるという大きな社会的制裁を受けるわけで、それ以上を科すことに企業が労力を割いてもあまり有意義ではありません。法律用語で言えば、特別予防は社会に任せて、企業は一般予防に労力を割くべきでしょう。そしてそれは、前述のとおり労働者の待遇改善、つまり「ここは絶対にクビになりたくない」と思わせる待遇、要するに給料を同業他社より高くするのです。労働者が明確に意識するほどにね。あと勿論、福利厚生も。


嬉しい小ネタ

「サザエさん」の波平の囲碁の腕が世界レベル!?という記事を読みました。ああいう小ネタは面白いですね。そして、囲碁ファンとしては囲碁で小ネタを仕込んでくれたのが大変嬉しい。ただ、世間には「囲碁は年寄りがやるもの」という印象があるようなのですが、本来若い人がやる若々しいゲームなのです。囲碁は、反射神経を要求しない思考力を要求するゲームですが、今そういうゲームで若い人がやっているゲームはあるか…一昔前なら麻雀がそうでしょうが、今は麻雀も若い人はやらないらしい?ですし…



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