投票率と支持

毎度のことですが、今回の衆議院選挙の結果に対しても、安倍政権を支持する国民は少数派であるという真っ赤な嘘を声高に主張するマスゴミがいますね。本気でそう思っているなら知能が幼稚園児並ということになりますが、もちろん本気で思ってはいないのです。全てはプロパガンダなのです。

投票率と選挙結果の評価については、前回の衆議院選挙の際に書いた2014.12.22の記事がそのまま当てはまるので、再度は書きません。


選挙制度

今回の選挙でも当然ながら比例復活当選というわかりにくい事態が多発していますし、議席の譲渡というバカバカしい事態も生じています。もちろんそういう制度ですから今回の選挙の正当性が損なわれるわけではありませんが、より良い選挙制度を考える上では重要な問題です。

さて選挙制度には小選挙区制と比例代表制しかありません(なお中選挙区制はおかしな(まさに中途半端な)制度です)。そして小選挙区制と比例代表制は、それぞれ「死票が多い」「出たい人より出したい人」という欠点があることも、既に語り尽くされています。管理人の考えとして、以前も書きましたが、現行憲法上可能な「より良い」選挙制度としては、衆議院は完全小選挙区制にして、ただし「惜敗率枠」を一定割合設けるのです。なお前提として1票の格差は可能な限り小さくします。今回の選挙区割の変更は、馴染んでいた選挙区と変わる━━必然的に候補者も変わる━━ことから違和感があったかもしれませんが、国政選挙は国政の課題を争うものであり、地方自治体の行政区分は関係ないのです。

「惜敗率枠」は「死票が多い」という小選挙区制の欠点を緩和するものです。最も直接的に国家権力を握る衆議院議員は「自分の足で勝ち上がった」者であるべきと管理人は考えます。比例や比例復活などという「出たい人より出したい人」は不要です。現在、465ある衆議院議員定数の289が小選挙区で176が比例代表です。全体の62.2%が小選挙区、37.8%が比例代表となります。かなり比例代表枠が大きいと感じます。ただ、ではどの割合が適正なのか、理論的に導き出すのは困難でしょう。管理人の考える「惜敗率枠」をどのくらいの割合にするか。これを50%にしたら数字上は「当選者2人の中選挙区制」となります。その半分ではどうでしょうか。つまり小選挙区66.7%で惜敗率枠が33.3%です。現行制度の比例枠に近い数字となりますね。「2位で負けた人」の中で「上位半分」が「惜敗率による復活当選」をできるわけです(三つ巴の選挙区では3位で復活することもあるでしょう)。「惜敗率枠」は政党に依存しないので、比例と比べて、政党の力ではなく候補者の力で当選することになります。「圧倒的に負けたのに比例復活」という事態も生じません。もちろん「議席の譲渡」などというバカバカしい事態も生じません。比例名簿の後ろの方で想定外に当選するなどというもっとバカバカしいことも生じません。全員「自分の足で勝ち上がった」者となり、かつ、死票の弊害は概ね除去されると考えます。計算上、議員数は1位の政党の半分が2位の政党になり、政権交代の時は1位の政党の議員が半減して2位の政党の議員が倍増することになります。管理人の感覚としては丁度良い。しかも、現行制度から比例代表を廃止してその枠を32ほど減らせば、すぐに実現できますね。実用性もバッチリです。

そもそも小選挙区での順位は民意そのものであり、2位にもなれないようでは衆議院議員になる資格は無いのです。そういう少数意見は、参議院で拾います。参議院の制度については別途書く予定です。


選挙結果

選挙結果予想は、速やかに厳正なる事実を突きつけられます。前提として、定数が475から465へと2.1%減なので、議席数も2.1%減までは現状維持。同数なら実質的には議席増なわけです。

それで、自民党は議席数で現状維持(実質微増)、この時点で管理人の予想はハズレています。ヤレヤレ難しい。さらに、希望が増えて立民は(結果的に)3倍増で野党第一党は希望と予想しましたが、これもハズレであり希望は減って立民は3.5倍増で野党第一党に。ヤレヤレ本当に難しい。公明は減って、現状維持との予想はやはりハズレ。共産と維新は減らして社民はゼロより多いという、これらだけ当たりましたが、こんな弱小政党を当ててもなあ。今回の予想は大ハズレでした。

それはともかく、今回の選挙により野党の立ち位置が明確になったのは国民としては有益だと思います。既に多くのマスコミが分類しているとおり、自民+公明、希望+維新、立民+共産+社民、という三極構造です。特に、反自民勢力として国民は選挙前は民進党を提示されていたわけですが、その中身がよくわからない。坩堝ではなくサラダボールとでもいうか、どういう主義主張をするのか振れ幅が大きく予想しにくい。それが希望と立民に分かれて明確になりました。つまり、希望ならこういう政策課題にはこういう主義でこういう主張をするだろう、立民ならこういう政策課題にはこういう主義でこういう主張をするだろう、それがわかりやすく予想しやすくなったのです。

今後の注目点としては、民進党がどうなるのかです。もちろん民進党は現在も存在しており、参議院と地方議会には議員がいるわけですから。早速今日のニュースで前原代表が辞任の意向?とのことですが、ついこのあいだ代表に選ばれたばかりなのにもう辞任とは、あまりにも早過ぎるのではないでしょうか。さらには希望の党が解党かのような憶測も。こちらはもっと深刻で、曲がりなりにも50議席あるのですから、維新や共産や社民からしたら巨大勢力ですよ。ちゃんと国会で希望の党として活動しないと、有権者に対する背信です。まさかとは思いますけどね…


選挙結果予想

今回の衆議院選挙は、色々と異例尽くしで結果の予想が大変難しい。色々な分析や理屈による予想があるが、予想は結果が全てである。外れた予想の分析や理屈は間違いなのだ。そもそも公示前勢力の算定基準が統一されてないが、某紙によると「自民290、希望57、公明35、共産21、立民16、維新14、社民2、無所属37」となるようだ。予想においては、自民党が増えるのか減るのか、そこが最も重要だ。管理人の認識では、増えるという予想も、減るという予想も、どちらもあるように思う。大手マスコミは前者寄り、中小マスコミや個人は後者寄り、と感じているがそのとおりかどうかの確認はしていない。どうせ明後日の朝には結果が出るのだから、そんなことを確認する意味もないだろう。また、今回は定数が10減ったので、「増える」のはかなりの勝ちということになる。

管理人の予想としては、自民は現状から少し減ると思う。なんだかんだでマスコミによる批判は激しく、野党同士の合従連衡(内紛?)も、有権者は野党に愛想を尽かすのか、どの野党に投票するか悩むのか、どちらかといえば後者ではないか。野党全体としては票が増えると予想する。なんだかんだで「そのことについて報道されている」というのは大きい。「炎上マーケティング」という概念があること自体、そういうことである。有権者は、知らない候補者には投票しない。無名より悪名が優るのだ。ではどこの議席が増えるのか。意外と希望は増えると思う。これは希望生え抜きより民進からの移籍組が踏ん張ると予想するためだ。しかしやはり最も増えるのは立民だろう。かといってどこまで増えるかというと、せいぜい倍増くらいか。公明は当然のように現状維持、共産と維新は減らす。社民はゼロよりは多いとだけ言っておこう。選挙後に無所属の追加公認や移籍があるだろうから、新勢力図が確定するのは金曜日頃か。立民は3倍増といったところで、野党第一党は希望と予想する。

選挙結果の予想ほど、すぐに正誤を突きつけられるものはない。だからこそ予想するのは度胸がいるが、だからこそ面白い。


欺瞞・詐欺

民進党が参議院議員による部分は?残る、というニュース。これ自体は一応わかります。かつて公明党もそういう感じでした。ところが、元民進党の前衆議院議員が今回の選挙に当選したらその人に復党を呼びかける??というニュース。かなり驚きです。ずっと民進党で(その前の民主党時代から)やってきて、選挙の直前に突然他党に移った。もちろん党が違えば政治的主張も異なります。これだけでも有権者(特に従来の支持者)をバカにする厚顔無恥の変節なのに、ましてや選挙後に復党するとなると、一体これは何なのか。政治的主張も元に戻すのでしょうか。再度の変節をするのでしょうか…有権者を愚弄するにも程があるでしょう。選挙の時だけ異なる政策を主張をして、選挙が終われば政策を変えます…民主主義というもの、選挙というものを根本から否定する欺瞞です。詐欺です。さすがに、この呼びかけに応じることを表明する人はいないのではないか…いるのでしょうか!?


大外れ

衆議院議員選挙が公示されました。小池氏は立候補しませんでした。管理人の見通しは大外れでした。自らの不明を恥じ入る次第です。小池氏は立候補しないのに、立候補者から共同代表も設けませんでした。これでは、政権選択の選挙・反安倍を唱えながら、選挙期間中に、誰を首班指名するのか言えないでしょう。共産党でさえ、選挙期間中に「誰を首班指名するのか」と問われれば、志位氏と答えるのではないでしょうか。少なくとも、答えることができる名前はあるわけです。小池氏の中途半端な姿勢は、八方美人で優柔不断な人柄からくるのかもしれません。

ただ一方で、小池氏は民進党から希望の党への合流に際して「踏み絵」を踏ませました。これは、単に総理大臣になるだけなら、明らかに損であり不利です。現に、踏み絵を踏めない人たちが立憲民主党を結成したわけです。この点は、小池氏は単に総理大臣になりたいだけの政治家ではない(自分が望む政策を実現できないなら総理大臣になれなくても仕方ない)、というところで「志」があるとも評価可能でしょう。ただ、現実には立候補すらしなかったわけで、結局は中途半端な姿勢で政治家として「時間切れ」になる未来が予想されます。

小池氏は現在65歳。ここから東京五輪で成果を出して国政復帰、とうまくいくかどうか。政界は一寸先は闇、上り坂と下り坂と「まさか」だ、とはいうものの、現状ではそのような流れは見えてきません。そもそも築地豊洲問題がどうなるのか、そこで批判噴出という可能性があるわけですから…


近時の雑感

汚いヤジも当然ある、それが現実。それをいかに「いなす」か、それが、それこそが政治家の弁論の実力でしょう。


具体的な根拠

たとえ良い政策でも、具体的な「工程表」を示さなければ絵に描いた餅です。最もわかりやすいのが原発廃止で、ある党が「2030年代に」と言えば、別の党は「2030年に!」と言う。ではその党は、さらに別の党が「2025年に!!」と言ったら、どうするのでしょう。バナナの叩き売りじゃあるまいし、数字を言うだけなら小学生でも言えます。

ベーシックインカムなど人目を引く政策ですが、現行の社会保障制度との関係はどうするのでしょう。ベーシックインカムは、考え方としては、他の全ての社会保障制度を廃止する方向のはずです。他の社会保障制度を廃止しないなら、最も単純素朴な「バラマキ」でしかありません。無責任の極致です。消費税率上げの凍結にしても、財源を「無駄をなくす」など、小学生でも言えます。「○○の○○を○○とすることで○○億円を削減できる。△△の△△を△△することで、△△億円削減できる。□□の…」と具体的に列挙して、その合計で財源は○○億円捻出できる、と具体的に算定するのでなければ、何の意味もありません。「財源は徳川埋蔵金です」というのと同レベルです。


職業扇動家

「安倍以外なら誰でもいい!」→「小池もダメだ!!」

こういう人間は決して信用できません。職業扇動家ですから。安倍以外なら誰でもいいなら、小池でもいいはず。変節でも何でもして希望の党に全面協力すればいいでしょう。小池もダメなら、安倍以外なら誰でもいいとは言えないはず。安倍の代わりはこれこれこういう人物でないとダメだ、例えば〇〇氏、という言い方でないとおかしい。


左右は相対的な問題

本当に毎日政治情勢が大きく動いている。今度は枝野氏が新党を立ち上げるとか。なかなか興味深い動きだ。管理人は枝野氏のことはよく知らないが、思うに…

 民進党は、国会内では、他にもっと左の政党があるものの、左寄りである。従って、枝野氏は国会内では左寄りである。

◆Щ淕郢瓩蓮¬運陛淨發任蓮他にもっと左の議員がいるものの、左寄りである。

:枝野氏は、今回立ち上げる新党内では、むしろ右寄りではないか…??

つまり、今回立ち上げる新党に参加する候補者に、枝野氏より左の人はいても、枝野氏より右の人はいないのではないか。何を言いたいかというと、管理人の予想として、将来、枝野氏はこの新党内で「右派」として吊るし上げられる(「総括」される)のではないか、ということ…


内心

今の政治状況で、よくわからないのが前原氏の内心である。言葉では色々なことを言うだろう。しかし内心はどうなのか。小池氏の政治信条はみんな知っているわけで、政党が、政治信条が180度異なる政治家を受け入れないのは当然過ぎるほど当然のことだ。前原氏が、今の状況を、積極的に望むわけではないにせよ「こういう可能性も有り得る」「そうなったらそうなったで、嬉しいことではないが、仕方ない。それもまた面白い」と思っていたなら、それなりの政治家である。しかし、内心で「まさかこんなことになるとは…小池に騙された!」と思っているなら、どうしようもないほど無能な政治家である。野党第一党の党首で、政権交代を求めているのである。自分が内閣総理大臣になる、と言っているのである。内閣総理大臣は、日本国の代表として各国の政治家と丁々発止やりあう立場である。トランプ、プーチン、習。こういう連中とである。「小池ごとき」に騙されるような人間には、到底日本国の代表を任せるわけにはいかない。永田メール事件を思い出せば、前原氏はその程度の政治家かもしれないのである。


第一

政治が動くときは奔流の如し。江戸時代は太平が200年以上続いたのに、幕末の15年の激動は凄い。今、まさに政治が激動しています。焦点は勿論、希望の党が民進党の「全員」を受け入れるのかどうか。前提として、小池氏は見た目ほど「圧倒的優位」ではないということ。選挙には金がかかり、候補者も数が必要。民進党の政党助成金と政治家は、小池氏も喉から手が出るほど欲しい、ていうか必要です。かといって「全員」を受け入れたら、その瞬間に小池氏の政治生命は終わりです。民進党には、小池氏と政策が真逆な人も大勢いますよね。先の都知事選挙で小池氏をボロカスに罵倒して鳥ナントカを応援した連中とか、感情面を抜きにしても政策が180度違うでしょう。もし「全員」受け入れたら、希望の党は「第二民進党」どころか「第一民進党」といえるでしょう。

そもそも、そういう連中は「小池などという極右の政党に行けるわけがない!」「小池の公認を受けるくらいなら政治家を引退する!」と叫ばなければおかしいんですよね。何のために国会議員をやっているのか。自分の飯の種なんですか?…とはいっても政治家とは恐ろしい人種ですから、当選のためには変節もするし小池氏に土下座してその靴を舐めもするのです。それでも耐えられるのは、「今に見ていろ…当選した暁には希望の党を乗っ取ってやる!」と固く誓っているからです。実際、政治は数であり、小池氏に造反する議員が希望の党の過半数になれば乗っ取れるのであり、それは政党として当然なのです。もちろん小池氏もそれは百も承知なわけですが、さきほど書いた「必要」というもの、これが「全員」を受け入れさせる可能性はあるでしょう。落とし所として囁かれている?「公認はしないが対立候補も立てない」ことにより「実質的に」受け入れる、というゴマカシが通用するかどうかですが…通用するんでしょうねえ…

それにしても、さきほど書いた「叫ぶ」議員が一人もいないというのは、驚くやら呆れるやら。そもそも、前原氏が民進党議員を「離党させる」というのがよくわからない。本人の同意なく党籍を失うのは除名しかないと思うんですよね。つまり全員が離党に同意したと。信じ難いことです。「私は民進党から立候補する。民進党執行部は私を公認せよ!」という衆議院議員が一人もいないのは、いかにクズしかいないかわかります。ていうか今、民進党に残ったら(除名されたら無効主張ですよ当然。訴訟で戦ってでもね)民進党名義の様々な有形無形の資産を独り占めできるのでは?…執行部による「持ち逃げ」は、それこそ訴訟してでも取り返すと(解党なんてどのタイミングでやるんですかね)。そういうような「私だけでも義を貫く!」という爽やかな人柄の政治家が…いるわけないか、民進党に。


勝てば官軍

政治が動いています。台風の目は勿論小池都知事。管理人は小池氏については2016.08.01と2017.07.03に2回、女傑と評して書きました。そして今、管理人が2017.07.03に予想したとおり、自民党と希望の党の二大政党制が見えてきました。

小池氏は間違いなく衆議院選挙に立候補します。管理人は2016.08.01で小池氏の都政運営のお手並み拝見と書きましたが、とりあえず豊洲問題は最悪の処理で、酷いものです。それでもワイドショー等の?マスゴミの支援?のせいか、アレは上手くやっているように思われているのでしょう。豊洲も築地も開発する、これは単なる問題の先送りです。全員が喜ぶ選択はありません。そこで、激怒する一般市民が大勢いるよ、という選択ができるのが大政治家なのです。豊洲問題は、管理人の考えでは、速やかに豊洲一本にするしかなかった案件です。次善が速やかに築地一本。ダラダラと日月を浪費して両方、これは最悪で、それが支持されるのがポピュリズムかな。誰もが悪人になりたくない日本では、あらゆる社会的課題が問題先送りされています。そこは民主的原理では解決できないのです。民主的原理で選ばれた政治家が、民主的でない選択をして、社会的課題を解決する。矛盾です。その矛盾ができるのが大政治家なのです。

さて今回小池氏は間違いなく衆議院選挙に立候補します(大事なことなので2回言いました)が、都政を投げ捨てて酷い話で、あらゆる理論的批判が可能でしょう。しかし、ものごとは理屈ではなく、とりわけ選挙は100%理屈ではありません。「勝てば官軍」これが徹頭徹尾完璧に当てはまるのが選挙です。もともと東京都庁舎は小池氏の「野望の塔」でした。小池氏の野望、それは勿論、内閣総理大臣になることです。そのための踏み台が都知事なのです。そして「小池の野望」に振り回される民進党。さすがに「全員」を受け入れることはないでしょうが、となるとその「選別」に注目が集まります。選別から漏れた人はどうするんですかね…



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