昨日の雑感の続き

昨日のニュースの件、インターネット上で飛び交う情報を色々と見てみると、コロプラ大丈夫なのかこれ…と思わされるところが多々ありますが、当然ながらインターネット上の情報を元に論じるのは危険です(コロプラほどの大企業が、この1年以上、本件を弁護士・弁理士に委任・相談していないというのは信じ難いことです)。本件の内容について責任ある意見を言うには、少なくとも一方の当事者から事情を具体的に聞いたか、あるいは訴状を読んだか、いずれかでないと無理でしょう。そのいずれでもないのに断定的に論じるのは、責任ある態度ではありません。

ただ、内容以前の問題として、昨日も書きましたが、著作権より特許権の方が「固い」ことは意識すべきである(何しろ著作権は何かを著作すれば自動的に発生するのに対し、特許権は金と手間をかけ審査を経て登録しているのですから)こと、そして「特許権侵害かもしれないが、それを『突く』べきではない」という主張は、一般論としては有り得ないことを理解すべきです。「突く」かどうかは特許権者が諸般の事情を総合的に考慮して自由に決めることであり、「突く」こと自体をアプリオリに否定するのは、特許制度自体の否定です。この点は、著作権と同人誌の関係に似ています。ダメと言われたら仕方ないのです。これに文句を言うのは著作権を持たない者ばかり…。個別具体的な事情を踏まえ本件は「突く」べきではないと論じるなら、その個別具体的な事情を示すべきです。そのためには個別具体的な事情を知らなければなりません。これが冒頭記述に繋がります。

訴訟となった以上、特許権侵害かどうか、日本国の公権解釈が示されるわけです(和解しなければ)。大人の世界はプロの世界、プロの世界は結果が全てです。結果として特許権侵害でないなら、任天堂は批判されても仕方ないでしょう。逆に、結果として特許権侵害なら、コロプラが批判されて然るべきなのです。個別具体的な事情を踏まえない、抽象的な一般論として「特許権侵害おk」という主張は、およそ法と正義からは離れています。要するに893的感覚なのです。

関係ないですが本日午前の東京地裁のエレベータは5機だけ動いていました…


今日の雑感

任天堂がコロプラを提訴したというニュース。特許権侵害で「白猫プロジェクト」の差止を求めたとのこと。これ、著作権じゃなくて特許権の侵害ですからね。さらに、記事によると一昨年9月に指摘して1年以上交渉したようです。特許権は著作権より侵害の判断が「固い」と思います。固いというのは、侵害しているかどうかの判断で専門家(裁判官、弁護士、弁理士)において結論が分かれる蓋然性が小さい、という意味です。しかも1年以上の交渉において、お互いに弁護士・弁理士を立てて法的な主張を戦わせたことは間違いありません。「タッチパネル上でジョイスティックを操作する際の技術の特許」等5件の特許の侵害との主張のようですが、この種のニュースは、この程度の極めて断片的な情報で「どちらが正しい」と結論付けることは、およそ不可能です。そもそも「正しい」というのは実務的には「裁判官が支持する」ということですが、これから、お互いに弁護士・弁理士を立ててそれを獲得しようとするわけですから…(最初から和解狙いという訴訟もありますけど、本件はねえ…)。


新年交歓会

今年も秋葉原電気街振興会主催の新年交歓会に出席。今年も会長のお話は大変充実しています。秋葉原のホコテンは例の事件以降は大事なく続けられていますが、これも関係者の方々の地味な努力の積み重ねの賜物です。ところで今年の天文話はハヤブサ2関連。電気街的話題ではAIスピーカー。今の性能はまだまだでも、今後はどうなるか。アシモフのロボット三原則。こういうことも本気で考える必要がある。冬季五輪や4K8K放送でテレビ需要。年間の海外からの観光客3000万人とか4000万人とか。

成人

今日は成人式だそうで。15日が月曜日なのに…やれやれ。成人年齢引下げについては、18歳というのは成人として問題ない年齢でしょう。ただし、権利と義務は表裏一体であり、どちらか一方ということはない、これは一貫すべきです。

最後のジェダイ

「スター・ウォーズ:最後のジェダイ」の感想。うーん、SWファンでも手放しでは称賛できないのではないか。疑問というか不満というか、「おかしくね?」という展開が多い。大筋で言えば、反乱軍が追い詰められ過ぎだろjk…野球で例えれば、ep5の最後が「8回裏で8点差で負けてる、でもノーアウトでランナーも出たし、奇跡の大逆転勝利を狙おうぜ!」という苦しさ(これでもほぼ負け確定だが)なのに対し、ep8の最後は「9回裏で20点差で負けてる、しかもツーアウトランナーなし、もうだめぽ」というくらい。ここから勝つのは逆に白けるだろう。ep9の物語をどう構成するつもりやら。だいたい、ep7はルークを探す話で、ルークはどこだ、ルークさえいれば…という引っ張り方で最後にルークに会えて「ついに!」だったのに、ep8でルークが来てもどうしようもなかったじゃん。あの状態ならどうしようもないこと自体は説得的だけど、じゃあep7の物語は何だったのさ。そしてあの最高指導者。あれで終わりなの?ていうか、最高指導者が倒されてもファーストオーダーは何の動揺もなく続くのか…最高指導者とは一体…うごご…

なんていうか、ep7やep8はDQ7やDQ8のようなものか。DQの外見はしている、ていうか、まさにDQのナンバリングとして作られているんだけど、シナリオやセリフまわしが堀井じゃないので、「なんかDQと違う…言葉では説明しにくいけど…」ということになる。架空の物語は創作者の手を離れて続けるのは悪手である、それは作る側にとっても見る側にとっても。そういうことなのだろう。


暴露本と政治的言論の自由

トランプ米国大統領の内幕をバノン氏が暴露する本が発売されて売れているとか。これがどれだけ凄いことか、日本国民はよく考えるべきでしょう。つまり、プーチンの側近が暴露本を出せるでしょうか?習近平の側近が暴露本を出せるでしょうか?政治的言論の自由について。政治的言論の自由が保障されない国では何が起きるか、起きているかについて。

近時の雑感

日本という国内の問題であれば、理不尽な要求には警察もいれば裁判もあるわけです。ではここで考えてみましょう。理不尽な要求をされて、警察にも行かず裁判もせず、どうやって抵抗できるでしょうか。暴力については相手の方が上として。主権者であれば、こういうことに対して責任ある回答を示せなければなりません。

浅草寺で羽子板市

関係ないけど満天☆青空レストランで上蒲刈島をやっていたとは…しかも2016年の模様。

海人の藻塩


平成の終わり

平成があと17ヶ月で終わることが決まりました。いつか終わるとしても、それが決まると感慨が湧くものです。小渕氏が「平成」を掲げたのを覚えています。そういう人は今後の新しい時代には年寄りとして扱われてしまうのか…。元号というのは文化ですから、不便という批判は当たりません。戦後、日本語を廃止して英語にしようという議論があったとか。文化を捨ててどうするのでしょう。そういう人に限って、少数民族の文化を保護せよと言ったりするのです。不便なんて、言語の違いが最大なのは明らかです。「不便論者」は、世界統一言語を作って(あるいは既存のどれか一つの言語だけにして)後は全て廃止せよ、と言うのですかね。世界の全員が同じ言語を使えば、便利この上ないですよ?


同い歳

同い歳というのは、それ以外に何の接点も無くても、意外と親近感が湧くものです。管理人が棋士の中ではキミヤンを応援するのも、そういうところがあります。さて現在色々と取り沙汰されている貴乃花、この人物も管理人と同い歳です。といっても詳しいわけではありませんが、馴れ合いを拒否するガチンコ主義とされている点は、非常に好感が持てます。それは茨の道。相撲界は常に八百長疑惑がある所です。相撲界に限らず、業界の「ナラワシ」を拒否して「正義」を貫く、これは大変なことですよ。言うは易く行うは難し。立派な人の行いは常にこれです。そして業界からバッシングされるのです。


2017Winter 秋葉原電気街まつり

お買い物は、「Aマークの電気街まつり参加店」へ!《 2017 WINTER 秋葉原電気街まつり 開催! 》「秋葉原電気街まつり」が11月23日(木・祝)よりスタート!<開催期間/2017年11月23日(木・祝)〜2017年12月24日(日)まで>
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冬の電化製品のお買いものは、やっぱり秋葉原電気街!秋葉原でお買い物をお楽しみ下さい!

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遅ればせながら、例によって広告です(^^;


投票率と支持

毎度のことですが、今回の衆議院選挙の結果に対しても、安倍政権を支持する国民は少数派であるという真っ赤な嘘を声高に主張するマスゴミがいますね。本気でそう思っているなら知能が幼稚園児並ということになりますが、もちろん本気で思ってはいないのです。全てはプロパガンダなのです。

投票率と選挙結果の評価については、前回の衆議院選挙の際に書いた2014.12.22の記事がそのまま当てはまるので、再度は書きません。


選挙制度

今回の選挙でも当然ながら比例復活当選というわかりにくい事態が多発していますし、議席の譲渡というバカバカしい事態も生じています。もちろんそういう制度ですから今回の選挙の正当性が損なわれるわけではありませんが、より良い選挙制度を考える上では重要な問題です。

さて選挙制度には小選挙区制と比例代表制しかありません(なお中選挙区制はおかしな(まさに中途半端な)制度です)。そして小選挙区制と比例代表制は、それぞれ「死票が多い」「出たい人より出したい人」という欠点があることも、既に語り尽くされています。管理人の考えとして、以前も書きましたが、現行憲法上可能な「より良い」選挙制度としては、衆議院は完全小選挙区制にして、ただし「惜敗率枠」を一定割合設けるのです。なお前提として1票の格差は可能な限り小さくします。今回の選挙区割の変更は、馴染んでいた選挙区と変わる━━必然的に候補者も変わる━━ことから違和感があったかもしれませんが、国政選挙は国政の課題を争うものであり、地方自治体の行政区分は関係ないのです。

「惜敗率枠」は「死票が多い」という小選挙区制の欠点を緩和するものです。最も直接的に国家権力を握る衆議院議員は「自分の足で勝ち上がった」者であるべきと管理人は考えます。比例や比例復活などという「出たい人より出したい人」は不要です。現在、465ある衆議院議員定数の289が小選挙区で176が比例代表です。全体の62.2%が小選挙区、37.8%が比例代表となります。かなり比例代表枠が大きいと感じます。ただ、ではどの割合が適正なのか、理論的に導き出すのは困難でしょう。管理人の考える「惜敗率枠」をどのくらいの割合にするか。これを50%にしたら数字上は「当選者2人の中選挙区制」となります。その半分ではどうでしょうか。つまり小選挙区66.7%で惜敗率枠が33.3%です。現行制度の比例枠に近い数字となりますね。「2位で負けた人」の中で「上位半分」が「惜敗率による復活当選」をできるわけです(三つ巴の選挙区では3位で復活することもあるでしょう)。「惜敗率枠」は政党に依存しないので、比例と比べて、政党の力ではなく候補者の力で当選することになります。「圧倒的に負けたのに比例復活」という事態も生じません。もちろん「議席の譲渡」などというバカバカしい事態も生じません。比例名簿の後ろの方で想定外に当選するなどというもっとバカバカしいことも生じません。全員「自分の足で勝ち上がった」者となり、かつ、死票の弊害は概ね除去されると考えます。計算上、議員数は1位の政党の半分が2位の政党になり、政権交代の時は1位の政党の議員が半減して2位の政党の議員が倍増することになります。管理人の感覚としては丁度良い。しかも、現行制度から比例代表を廃止してその枠を32ほど減らせば、すぐに実現できますね。実用性もバッチリです。

そもそも小選挙区での順位は民意そのものであり、2位にもなれないようでは衆議院議員になる資格は無いのです。そういう少数意見は、参議院で拾います。参議院の制度については別途書く予定です。



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