現代の奴隷制

日弁連委員会ニュース2015.3.1(第63号)のトップニュースが「中国人農業技能実習生の人権侵害についての勧告」でした。この問題は本当に酷いもので、まさに奴隷です。中国側の送出し機関は奴隷商人であり、それを受け入れる日本側の事業協同組合も「素知らぬ顔」「魚心あれば水心」であったのであり、同罪です。記事にはこの問題は「単なる一制度の問題にとどまらず、日本における外国人労働者受入れ全般の問題や、少子化が進行する日本において非熟練労働・単純労働をだれが担い、その担い手の権利をどのように保護しているかという問題と関連します」とありますが、まさにそのとおりです。管理人はこの問題は以前から関心がありました。そして、つまるところは「外国人を奴隷のように酷使するなら、その前に、日本人を奴隷のように酷使しなければならない」と考えます。もちろん、何国人であっても奴隷のように酷使すべきでないのは当然の前提ですが、この中国人技能実習生の川上村の事案はある意味「堂々と(?)」行われていたわけで、つまり実態が奴隷であることを知っている人は少なくなかったでしょう。それでも行われた以上、個々の人間の主観的認識とは別に、日本社会としてそれを容認していたという評価となります。これは「恥ずべきこと」という倫理的課題ではなく(そういう課題は本質ではなく)、「今の権力世代(今の日本の50歳〜60歳以上の世代)」が日本社会の持続的発展を無視して利己的に行動している(これも個々の人間の主観的認識とは別に世代全体として)という方向性にあるのではないか…一葉落ちて天下の秋を知る、ではありませんが…。奴隷は、いつか必ず「反乱」を起こしますよ。人間の尊厳として。
とにかく、このような「ブラック企業」については、断固たる「摘発」、それしかありません。日本は、法制度自体は既に整っています。あとは「摘発」のみです。そうでないと、正直者が馬鹿を見るのです。例えば、ここと価格競争していた他のレタス農家の立場になってみましょう。 -----

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