CSR
昨日のCSR勉強会は9月のセミナーに向けての打合せ。独禁法違反の調査手続にどう対応するか、企業としては非常に難しい。それは、ある日突然、数億円とか数十億円とかいった金額が変わってくる決断を、分単位で下さなければならない事態に直面するからです。公取に電話して助言を聞くことはできるが、回答を待っている間に他社に順番で負ける。ところで、供述録取に任意で応じるかどうか、任意なので応じないこと自体によって不利益は生じないが、応じないと間接強制力を有する審尋に移行されて面倒なだけ。任意と異なり審尋では陳述拒否や虚偽陳述には刑事罰適用の可能性が出てきます。とは言っても、現実にそういう事例があったかというと…だから実務は難しい。
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- 2016.07.06 Wednesday
- 企業法務
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