リベンジポルノ法

昨日のインターネット法律研究部は「リベンジポルノの現状と対応」と題してT先生のご講演だったわ。
リベンジポルノは、刑事的には名誉毀損にも猥褻物頒布にも児童ポルノ法違反にも該当しない場合があるからな。
本質はプライバシー侵害やろうが、それは刑事的には処罰の対象になっとらん。
そこで新法…私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律、いわゆるリベンジポルノ法が制定されたわけね。
データ自体の「電磁的記録」とデータが記録された媒体である「電磁的記録物」を条項で分けて、公然陳列罪は後者になっとる。
別にこの法律に限ったことやないが、公然陳列罪はサーバーにデータをアップロードする行為なんや。
ツイート行為、つまりツイッター社のサーバーに画像データをアップロードする行為は、「画像記録」の「提供」ではなく「画像記録物」の「公然陳列」である…
普通の感覚からは奇妙な解釈かも。
ところで、私事性的画像記録の定義は、児童ポルノ法と同じね。特にその第3号の「衣服の全部又は一部を着けない」の要件について、水着の場合、下着のみの場合、スカートをめくっている場合、スカートの下から写している場合、等々、それぞれ要件を満たすのか、解釈が悩ましいわね。
水着が「衣服の一部を着けない」と言えるか、日本語的に微妙やが、この要件は満たすとして、他の要件で分けるほかないやろな。
下着のみなら「一部を着けない」は問題ないやろうが、スカートをめくっている状況が「一部を着けない」と言えるか悩ましい。ましてや、めくってすらいなくて下から写している場合、果たして「一部を着けない」と言えるかどうか…客観的には「着けていない」ような状況は全くないわけやからな。
刑事法は、罪刑法定主義の観点から文言を離れた類推解釈は出来ないわ。拡張解釈にも限度がある。処罰すべきものが処罰できないなら、法律を改正すべきなのよ。
それか、新法制定。リベンジポルノ法を制定したようにね。
まあ、もともと非実在青少年の絵は対象外やけどな。
それは当然だけど、重要なことねw

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