玉突き

日経新聞の8/19の「老朽マンション、玉突き建て替え 都が容積率上乗せ」という記事。「不動産会社が老朽マンションを買い取れば、別の場所に建てるマンションの容積率を上乗せする。買い取った物件の跡地にマンションを建設する場合にも、別の老朽物件を買えば容積率を積み増す。」とのこと。つまり、まさに玉突き的に容積率が上乗せされるのです。

他の土地に物件を持とうが持つまいが、その土地での容積率には関係ないように思えます。そもそも「その土地の容積率の上限」をどうやって決めているのか。上限はそれを超えたら不都合があるはずですが…容積率の上限は「余裕を持って」決めているのでしょうか。それはそれで奇妙な話です。何とも不思議な今回の新制度ですが、それだけ老朽マンションの問題が大きいということでしょう。理屈があろうがなかろうが、これを解決しなければならないということ。


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