イカと囲碁

スプラトゥーン。2015年5月28日にWiiUで発売された、4vs4のネット対戦TPSゲーム。今さら管理人が説明するまでもなく極めて有名、大ヒットゲームである。あのWiiUで国内売上150万本超というのだから凄まじい。GCのスマブラDXを彷彿させるが、スプラは完全新規IPでプレイはほぼネットのみのゲームデザインなのである。ただ、発売は3年4ヶ月以上も前で、しかも2017年7月21日には続編となる2がSwitchで発売され、多くの(ほとんどの?)プレイヤーが移行したのは間違いない(何しろ国内300万本を窺う勢いなのである)。しかし、先月19日から「Switchの」任天堂のオンライン(対戦)ゲームは有料化された。最初の無料期間も過ぎた。となると、無料でプレイできる初代に戻ってくるプレイヤーも一定数存在するだろう。

つまり、今が初代をプレイして楽しめる最後の期間なのである。そして、さすがに少しは安くなっている。そこで購入。今はパッケージにはディスク以外は「紙の取扱説明書から電子説明書になりました」という紙が1枚入っているだけなのね…簡易操作表くらい入れてくれていても罰は当たらんだろうに…

それにしてもこのゲーム、囲碁に似ている。とても似ている。最終的な目的(勝利条件)は「盤面」においてどちらの「地」が広いか、ということなのだから。しかも「地」に走って塗るばかりでは、倒されて効率が悪い。つまり「戦い」が重要なのである。戦って相手を倒す、それは直接的に「地」を取る行為ではないが、最終的に「地」を多くするためには避けて通れない、むしろゲームの本質と言える。イカは白い体で黒い墨を吐く。白と黒、これも囲碁に通じる。スプラトゥーン、囲碁ファンにこそぴったりのゲームではなかろうか。泉下で山内氏も喜んでいるだろう…?


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