新元号

来月1日からの新元号「令和」、一発で変換できた…はともかく、管理人を含め誰もが思った「昭和と和がかぶるのはどうなんだ…」という点。しかし実のところ元号は「かぶり」は気にしていないのです。平成まで247もある元号、漢字は72字が使われ、最多は「永」の29回、2位が「元」「天」の各27回、4位が「治」の21回、5位が「応」の20回、6位が「正」「長」「文」「和」の各19回、10位が「安」の17回です。このベストテンに明治の治、大正の正、昭和の和、が入っています。また、「大正」「昭和」と「しょう」を続けており、連続する元号のため「たいしょうしょうわ」と話す機会が多くなるのに、「しょうしょう」と続けさせることを気にしない。今回、「和」は6位から5位に上昇し、「正」「長」「文」は7位に下降するわけですが、近いところで「明和」が1764年-1772年で、「享和」が1801年-1804年です。ここで28年3ヶ月ほどの間隔で「○和」とかぶっています。今回は30年3ヶ月ほどなので、前回より2年も長いのです。一方、72字の使用漢字のうちなんと30字が1回しか使われていない。そして昭和の昭、平成の成、これらはその「1回組」なのです。令和の令、これも「1回組」であり、初使用の漢字を含めるのが3回続くことになります。これは予測を外す意図からもたらされた現象でしょう。初使用の漢字とかぶりの漢字の組み合わせ、これは予測できません。そして気づかされることは発音。管理人の素人音感分析で、「めいじ」→「たい・しょう」→「しょうわ」→「へい・せい」と、1拍→2拍→1拍→2拍、と来ていたので今回は1拍だと思っており、やはり1拍でした(2つ目の漢字の母音が1か2かで全体の長さが違ってくる感じ)。ちなみにこの法則は、「けい・おう」←「げんじ」←「ぶん・きゅう」←「まんえん」(「ん」は母音ではないので母音という観点からは1)←「あん・せい」←「かえい」(1文字目が母音1なので全体としては1拍)←「こうか」と、ここでようやく明確に崩れます。幕末から続いている法則なんですねえ。ただ、出典が中国古典ではなく万葉集というのは、伝統を逸脱しています。古代はともかく、中世以降は平成までほぼ全て中国古典(ごく稀に中国王朝の元号)を使ってきているわけで、今回も万葉集はともかく中国古典にも根拠づけることは可能と思えますが…何しろ出典にできる中国古典の範囲は非常に広いので、令と和の両方が出てくる箇所は探せばあると思うんですよね…

追記:さすが30年前と違ってインターネット時代の知の奔流は素晴らしい。もう令和の中国古典の出典が指摘されているwそもそも万葉集の当該箇所が昭明太子の文選(元号の出典の常連)を元にし、それが王義之の蘭亭序(元号の出典に相応しい古典)を元にし、それもまた張衡の帰田賦(何それ?これを契機に調べてみるか…でも陶淵明の帰去来時っぽい?)を元にしていると。もちろんこんなことは考案者は誰よりもよく知っているはずで、つまり令和は中国古典を日本が取り入れた結果としてのハイブリッド出典ということである。これには管理人も納得w


関連する記事
コメント
漫談師の?綾小路きみまろさんは、年に100回全国で公演を行っているそうですが、毎年4月は明治座で行っています。今年も行って参りました。いつも完売です。「明治、大正、昭和、と言われてきたでしょ?それが、昭和、平成、令和となるんですよ。あの人は明治生まれだから、と言ってたそこの貴女!今度からは、貴女が、あの人は昭和生まれだから、と言われるようになるんですよ。」と言うと、場内は、納得の声が漏れていました。昨年までは、一時間ずっと話し通しでしたが、今年は、幼い頃からのビデオを流したりして、休憩を取られていましたね。ネタを忘れることも多くなり、席が三列目でしたので、忘れている、思い出そうとして焦っていることがわかりました。もっとも、昨年辺りからその兆候はありましたので、ご本人も開き直って、「68にもなれば、ネタも忘れて当たり前じゃないですか!立ってるだけでも大変なんですよ!私の身にもなってくださいよ!」と笑わせていました。通路脇の方は、手押し車を置いてました。劇場の廊下には、電動車イスや、折り畳まれた車イス、手押し車が沢山目に入りました。驚いたのは、終演後、劇場前に、黒い背の高い車が、ズラリと並んでいたことです。屋根になにもついていませんから障害者対応のタクシーではありません。勿論、帰り客を見込んだタクシーもその周囲に列をなして止まっていました。
先月、父を明治座の水森かおり公演に連れていった時には、このような外の光景はなく、引き取りの弁護士がタクシーをひろうのにとても時間がかかっていました。こんなにも違うんですね。
  • N.Yamamoto
  • 2019/04/20 5:17 PM
追記拝見致しました。国語学者の金田一氏が、中国古典にあるとおっしゃってましたね。
  • N.Yamamoto
  • 2019/04/01 6:42 PM
1拍、2拍の交互になってきていたんですか。「これまで使われたことのない漢字で、画数が多くなく、」と言われていたので、「昭和」の「和」が入るとは誰も(AIも)思わなかったのではないでしょうか。「令和」の母音は、え→いと、発音するときに、口の形が近く、い→あも、あいうえおで言い慣れてつながりやすい母音になっているので発音しやすいですね。万葉集の歌はとてもきれいで春の新しい季節の始りが時代の始りに重なり、良い歌だと思いました。安倍総理が出典を日本の万葉集にしたと説明すると、自国の元号を日本の古典からにしたい、中国の出典に由来するものにはしたくないという主義主張が垣間見える気がしてしまうのは穿っているでしょうか。「平成」の発表時には、暗く、長く続いていた自粛ムードの中でしたから、今回のような祝賀の雰囲気は全くありませんでした。半紙を掲げた小渕官房長官が有名になり、その後総理にまでなられました。どこかのデパートでの展覧会にご夫妻でおみえになり、握手した時、総理の手の柔らかさに驚きました。この人は重いものを持つことをしたことがないのだと思ったものでした。今上天皇皇后両陛下には敬愛の念を持っていますが、次の天皇皇后両陛下には特に期待をしておりません。平成の終焉に桜の花が見事な花吹雪となり、水面には花筏となって流れています。
  • N.Yamamoto
  • 2019/04/01 6:30 PM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

profile

links

categories

recent comment

  • 今日の雑感
    N.
  • 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
    N.
  • 候補者
    N.
  • 冷夏?
    N.
  • Nintendo Switch Lite
    N.
  • 今日の雑感
    N.
  • 事実こそ重要
    N.
  • 今日の雑感
    N.
  • 意見と議論
    N.
  • 本因坊文裕が防衛!
    管理人

archives

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM