オツベル・オッペル

オツベルと象、言わずと知れた宮澤賢治の名作の一つ(管理人が特に好きな作品のうちの一つ)です。大正15年発表。オッペルと象、それを原作とした人形劇団プークの人形劇。昭和22年初演という。それが37年ぶりに脚色と演出を新たにして公演とのこと。原作は短編であり「神話的単純さ」を備えています。労働者を搾取する資本家を労働組合が打倒して労働者を救出する、と解釈するのが自然でしょう。大正15年の労働環境、昭和22年の労働環境、令和の労働環境。それぞれを踏まえて考えると興味深い。自由、それは何だろうというのが劇の主旨に思えます。自由とは弱肉強食であり、その行き着く先は独裁者による専制支配。労働基準法や労働契約法は資本家の自由を制限するものです。もちろん労働者とていつ資本家になるかわかりません。王侯将相いずくんぞ種あらんや。誰でも資本家になり得るのです。


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