第4局

本日打たれた天元戦第4局、黒番井山・白番許。

右下隅の大ナダレ定石は懐かしい。井山は学んだ世代だろうが、許はどうか。31のアテに32とすぐ逃げたのは昔の定石書では誤りとされているが…それで右下と右上の白が繋がりに行って黒が強引に切断。黒の味もかなり悪いが…上辺51と押したのが結果的に強手だったか。52からの反撃で黒危険に見えたが、結果的に78までのワカレはどうなんだ。61からの流れの中で上辺のサガリを利かす手順は無かったのか気になるし、黒が空ぶったようにも見えるが…83のダイレクト三々から102までは今やお馴染みのAI定石、ここで103が勉強になる。こういうプロからすれば当たり前(であろう)しっかり守る手がアマにはなかなか打てない。守るべき時は足が遅いようでもしっかり守る。ここは白の強大な壁を前にしているので、二間ではなく一間なのだ。でも左上に106と先行されては許の得意な手厚い碁形からの追い込みが始まったと思った。だが114は考え過ぎではないのか。普通にアテても後手なのかなあ…115からの左上隅は死んだふりの打ち回しが上手い。122という一線のマゲがもし必要なら既に白は苦しいのだろう。白は146まで無理矢理コウに持ち込んだが、一手寄せコウの意味があるので黒は147と余裕がある。白は152と決戦だが、コウ材が右下隅154では管理人でも解消する。なぜなら右下隅はコウ残りだから…157からのコウは打ってみただけだろう。177手完、黒中押し勝ち。

井山、踏ん張った。これで2-2である。芝野は仕方ない。アレは明らかに井山より上の器だから。でも許は井山と互角までは行ってないように思える。平成四天王クラスだろう。許に名誉称号を阻まれるのは避けてほしい。今年最後の大一番、次局は必ず勝て井山!


関連する記事
コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>

profile

links

categories

recent comment

archives

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM