IR利権で逮捕
IR利権で国会議員逮捕のニュース。カジノ法案については以前にも少し書きましたが(2014.10.15・2016.12.02)、カジノほど明白に誤った政策も珍しいくらいです。日本国・日本社会を悪くすることはあっても良くすることはありません。ではなぜそれを進めようとする日本人がいるのか。今回の件、賄賂は中国から出ているわけで、案の定、語るに落ちたというやつです。外国人観光客から外貨を獲得とか小学生でも1秒でわかる嘘であり、もしそうなら日本人(日本で生活保護を受ける可能性のある人間)は客として利用不可なんですよね?
ギャンブルは(酒と同様に)人類社会の「宿痾」であり、現実的に撲滅は不可能なので「一病息災」の観点からほどほどに抑えつつ社会を運営するのが政治というものです。せっかく罹患していない病気に敢えて罹患するなどもってのほか。既に日本社会はギャンブル漬けであり、カジノでもっとギャンブル狂(それによる家庭崩壊)を増やすとか、胴元として楽に儲けたい資本とその走狗の奸計以外の何物でもありません。ギャンブルで全財産を失った者はどうなるのですか。行き着く所は生活保護、つまり税金にツケを回すのです。藤原氏も吃驚の国家の寄生虫、家に巣食う白蟻です。外国資本が日本から収奪しようとするのは当然。それと結託する日本人は…
野党はこういう政策で与党と戦うべきものです。マスコミも、ナントカの会とか漢字が読めないとかそういう政策以外のことは三流ゴシップ紙に任せて(権力者はいかなる批判も甘受しなければなりませんが、批判する側には自ずと「役割分担」があります)、こういう政策において「日本国・日本国民のためにならない」としっかり批判しなければなりません。もちろん既にある過剰なギャンブル(パチンコ・パチスロ等)についても、社会的弊害を少なくするよう抑制していく具体的なロードマップを含めた「政策提言」をして初めて、日本国・日本国民にとって有益な「クオリティペーパー」なのです。
- 2019.12.26 Thursday
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