ELNシンポジウム

本日はELN第15回シンポジウム「スポーツと法」が開催されました(管理人は監事として総会における監査報告で関係しました)。チケットビジネスについてぴあの渡部選人氏、放映権ビジネスについてPLMの根岸友喜氏、アンブッシュマーケティングについて大橋先生、スポーツ仲裁について横山先生、がそれぞれ報告されました。大変興味深かったのは、根岸氏の報告による、米国MLBのTVによる視聴者の平均年齢が54歳であると。これは凄いことです。米国のTV番組はほぼ有料という事情があるとはいえ、もはや若者はTVを見ないのです。TVというメディアは世代を超えられないオールドメディアということ。今後、日本もこの傾向が強くなっていくでしょう。若者はTVもPCも持たず、持つのはスマホのみ。あと一世代以内に、メディアの勢力図は様変わりするでしょう。

提携業者という闇

FACTAという雑誌、毀誉褒貶があるようですが、2018年6月号に、食えない弁護士・司法書士に取り憑く「銭ゲバ」という記事があります。記事内の固有名詞については、管理人に真否はわかりません。しかし、このような構図自体は残念ながら存在しており、弁護士会も把握し、対策を講じているところではあります。
管理人は長年、問題弁護士の広告を見続けてきたため、この種の弁護士のウェブサイトを見ただけで、そういう弁護士だとわかります。いかにも業者が作ったような小綺麗なテンプレで、連絡先電話番号が0120なのも特徴です。
以前も書きましたが、消費者被害に遭う方の特徴は、0120を好む、いや、飛び付くと言うべきでしょうか。小銭をケチって大損するのです。あなたの人生に関わる重大な相談に、電話代をケチってはいけません。交通費をケチってはいけません。スマホでポチっとな。それで騙されたんじゃないんですか?
何事も、自分の目で見て自分の頭で考えなければなりません。あなたと会わずにあなたと委任契約を締結する弁護士に、ロクな弁護士はいません。0120なんて、せいぜい事務員、下手すりゃコールセンターの人としか話ができません。「ウチは大量定型処理します」と宣言しているようなものです。最低限、委任する前に受任する弁護士と現実に会わなければならないのです。

第2局

昨日から本日にかけて打たれた本因坊戦第2局、黒番文裕・白番山下。
この碁は文裕の剛腕炸裂。下辺の黒が左辺そして上辺へなだれ込んでは黒打ち易いだろう。最後は大石をアタリにしたところで白投了、黒中押し勝ち。
井山、エンジンがかかってきた。これは3度目の「第1局を半目負けしてからの4連勝」が見られるか?しかし山下も只者ではない。囲碁の申し子同士の戦いはますます面白くなってきた。

2台目用セット

なんと本日(!)から、マイニンでSwitchの「2台目用セット」が24,980円(税別)で発売開始したと。ドック・グリップ・アダプター・ケーブルが無い。

「ドック無しで5,000円引き」は有り得るかもと考えていましたが、なるほどこういう構成にしてきましたか。それにしても「2台目用セット」とは何ともあからさまな表現。どう見てもポケモン用でしょうが、とにもかくにも24,980円(税別)という金額が情報として流れるようになったわけです。思えば初代3DSが当初25,000円(税込)で、高価すぎて半年もたたないうちに驚愕の4割値下げに踏み切ったわけですが、果たして今回はどういう影響が出てくるのか…


近時の雑感

人間、自分に嘘はつけません。口に出して言うことは関係ありません。自分の中でどう思うかです。また、「どうなるか」と、「どうすべき」「どうあるべき」とは、全く別の議論です。

北朝鮮の「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」と「キム独裁体制の継続」が両立すると、つまりその2つが同時に実現すると、本気でそう考えている人が、世界中に一人でも存在するのでしょうか。口に出して言う人はいくらでもいます。「そうなるべき」と言う人もいくらでもいます。しかし、自分自身が本気で「そうなる」と思っている人が、本当に存在するのでしょうか。何度も繰り返して恐縮ですが、「(平和のためには)そうなるべき」という「べき論」ではないのですよ。

米国は、太平洋戦争後の日本の処理を念頭に置いていると思います。あの時も日本は、無条件降伏と言いつつ「国体護持」は為される前提としていました。米国からすれば、日本国民の「自由な意思」━━政治的言論が保障された状態での民主的選挙による代表者━━による選択に任せるという、それ以上の好意的、あるいは正当な処理は無いわけです。その結果として、日本人が必死に主張する「国体」とやらが「護持」されるなら、それはそれでいいんじゃないの、ということ。米国にとっては武装解除こそが本質であり、「国体」とやらはどうでもいいのです。

今回も、米国はそういう思考だと思います。体制保証とは、そういうことであると。北朝鮮の人々が「自由な意思」により選択した体制を認める。その結果としてキム体制が続くなら、それはそれでいいんじゃないの。それ以上に正当な処理があるでしょうか。それを批判できる論者が、世界中に一人でも存在するでしょうか。トランプ大統領の言う「体制保証」とは、そういう意味でしょう。その意味で、トランプ大統領は確かにキム体制を否定していません。ただ、その結果としてキム独裁体制が継続するか、これを本心から「そうなる」と思う人が存在するか、ということです。

もちろん、結果(展開)予想として最も高確率なのは「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」のほうが実現しない、ということですけどね。


超早期退職

入社初日に「辞めたい」という超早期退職のニュース。世の中、人生、何が正解かわかりません。昭和の頃と比べて、ますますわかりにくくなっているでしょう。従って、超早期退職はそれ自体、肯定的にも否定的にも評価できません。人生は一度きりであり、「あの時退職してなかったらどうなっていたか」はわからないのですから。もう大人であり、本人の自由です。

このニュースで思い出したのは、インディジョーンズシリーズ第4作。主人公のインディと若い息子が登場しますが、インディは当初、息子と気付いていません。その状態で、息子が学校を中退してバイクの修理で生計を立てると言った時、インディは何も文句を言わず、自由に生きればいい、と肯定的に対応します。ところが息子と判明すると態度は一変、ちゃんと大学へ行けと説教するのです。


ABC

ABC殺人事件は、真相を知らずに読んだら、最後まで真犯人がわからないだろう。凄いことだ。さすが「ミステリーの女王」である。推理小説というもの、凡そ真犯人は推測がつくものだし、つかなくても「この2人のどちらか」くらいには絞られるものだ。全く不明の場合も、真犯人は必ず登場人物の中にいる。クリスティは推理小説の多くの「規則」に挑戦したが、さすがに「真犯人は、真相が明かされるまで登場していなかった人物」という筋のものは無いと思う。

ところで、シャーロキアンは存在してもエルキューリアンは存在しない?理由として、ホームズは生年が(ほぼ)1854年と特定できて年表も作成可能なのに対し、ポアロ(マープルもだが)はホームズより10歳くらい後の生まれのようなのに100歳を越えて活動していることになる、サザエさん時空になっている(つまりクリスティがそこは開き直っている。ゴルゴ13やこち亀も同様だろう)ため探究の楽しみが無いことも一因のようだ。かといって何作書いても設定は全て数十年前です、というのも実際問題として無理だったろうが。


本朝廿四孝

歴史上の人物としての足利義晴は1550年に死亡している。すると物語は1553年くらいの設定ということになる。山本勘助は1561年に死亡しているが、これが実は「親子二代」であったという面白い設定。武田信玄は32歳くらい、上杉謙信は23歳くらい。ここまでは苦しいながらも致命的な齟齬は無いが、上杉景勝は生まれる3年ほど前となるので、ここで致命的な齟齬が生じている。

まあそんなヤボなことを言っても仕方ない。山本勘助と直江(兼続の義父の景綱?)が兄弟だったとか、非常に独創性のある驚愕の設定である。


裁判手続等のIT化

本日の東弁インターネット法律研究部は、裁判手続等のIT化と題してF先生のご発表。以前もここに書きましたが、この話は近時急速に進められています。訴訟形態によっては非常に有益ですし、両当事者の合意を前提とするなら障害は無いはずと言っても過言ではないでしょう。ただ、執行手続の改善(国家が財産を探知してくれる制度)のほうが重要と思いますけどね。それと、懲罰的損害賠償は慎重に検討すべきと思いますが、訴訟にかけた時間や労力を考慮した賠償額の上積みの制度は制定されて然るべきと思います。いやほんと、弁護士費用とは別にね。弁護士費用だって実際の出費額ではなく判決での認容額の十分の一といった決め方をしているのですから、裁判官が諸般の事情を総合考慮して決めればいいんですよ。

許家元が碁聖戦の挑戦者に!

本日打たれた碁聖戦挑戦者決定トーナメント決勝戦、本木vs許は、許の中押し勝ち。井山裕太碁聖への挑戦者は許家元と決まった。許は一力と同学年の20歳であり、一力と同等以上に強く、若くして公式七大タイトル以外では実績を挙げているものの、なぜか公式七大タイトルでは挑戦者になったことがなかった。それがようやくである。それにしても大三冠と小四冠では大三冠のほうが挑戦者の年齢が高めになるようだ。持ち時間が長いほど年長者に有利なのか。井山もどんどん若手から挑戦を受けるようになり、大変である。張ウは29歳で五冠王のキャリアハイだったが、井山はもうすぐ29歳でもう大ベテランな感じである。管理人は常々思うに、井山はもう国内は大三冠以外は捨てていい、むしろ捨てるべきだし、小四冠は歳下に譲ってよい。逆に、井山は歳上にタイトルを奪われてはいけない。その意味でも、今は本因坊戦に全力を集中する時である。まあそうは言ってももう数年は歳下も一蹴して大横綱の貫録を示してほしいのだが。



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