河野臨が本因坊戦の挑戦者に

本日打たれた本因坊挑戦者決定プレーオフ決勝、芝野vs河野、結果は河野が勝った模様。河野は最終一斉対局の時点では三番手四番手あたりだったのに、一力→羽根→芝野、とキツいところに三連勝、今まさに絶好調である。思えば河野は平成四天王最年少の張栩の1歳下で、ずっと5番手だったのが井山にぶっちぎられて、その後は若手も台頭して影が薄い。これほど強い棋士なのに結局山下相手の天元三連覇だけで終わるのか…今まで名人でも棋聖でも井山に跳ね返されたが、残る大三冠の本因坊で三度目の正直となるか。井山も勤続疲労が見えてきて30歳になってから最初の番碁、河野に十分勝機あり。井山、踏ん張ってくれ!


今日の一言

セーフかアウトか、微妙な事案は常にあります。法律的にはセーフでもビジネス的にはアウト、ということも多い。最後はビジネスで判断するほかないのです。


プレーオフ1回戦

本日打たれた本因坊リーグプレーオフ1回戦、羽根vs河野、河野が勝った模様。羽根は最終戦まで単独トップだったのに、これが勝負の世界である。決勝の芝野とどちらが勝つか、どちらにせよ本因坊は初挑戦。芝野は先があるが、河野はこれが最後の機会と期するものがあるだろう。平成四天王ならともかく、河野は勤続疲労がない。歴史を戻すかというと年齢的にはそうだが、河野ならギリ許せる気もする。もちろん芝野の未成年挑戦者で歴史を進めてほしいが…

今日の一言

抽象的な印象で考えるのはあまり有意義ではありません。具体的な数値を見ればよくわかるからです。


電子書籍と「消滅」

マイクロソフトが電子書籍事業を廃止し本は「消滅」するというニュース。電子書籍は紙の本と比べて圧倒的な優位性があるが、この欠陥もある。電子書籍は物理的には何も得ていないのであり、文章を読む(絵を見る)権利を得ているだけ。マイクロソフトは返金するとのことだが、なんて良心的なのか。利用規約にどう書いてあるかは知らないが、返金する義務など書かれているとは到底思えない。アーサー・C・クラークの小説に何度も書かれている設定として、未来において巨大隕石の落下により全地球規模の異常な電磁波が発生し電子データがほとんど失われた(その間の人類の行為の記録が無くなった)というものがある。太古の昔から、石碑は残り紙もある程度残っているが、CDやDVDやBDは紙より残らず、電子データは全く残らない。圧倒的な利便性から市場原理により電子データを使うことはやめられないが、原発と同様にその巨大な欠陥が露呈した時に責任のなすりあいが生じるのだろう。


プレーオフ

本日打たれた本因坊リーグ最終一斉対局の結果、挑戦は「羽根と河野」の勝者と芝野の勝者が挑戦というプレーオフに。最後に芝野が半歩リードした。そして陥落は、安斎・黄・一力・余、となった。管理人は2018.10.03の記事で挑戦者は山下と予想したので、今日の前に既に外していた。やれやれ。陥落は4人中3人を当てたが、このメンツではあまり自慢できない。特に、羽根を陥落と予想したのは見る目が無かった。また、一力が陥落するのを予想するのは難しい。管理人としては芝野が挑戦者になることを期待する。芝野は平成11年(1999年)11月9日生まれという微妙に覚えやすい?誕生日。つまり本因坊の挑戦者になれば井山と同じ19歳の大三冠挑戦者だし、奪取すれば史上初の未成年大三冠(の一角)である。成人年齢が令和4年(2022年)4月から18歳に引き下げられるので、未成年大三冠(の一角)はこれが最後の機会かもしれない。芝野のすぐ下に強いやつがいるとも聞こえてこないし…。まあまだ獲らぬ狸の皮算用、まずはプレーオフの結果待ちである。羽根は本因坊返り咲きを狙うが、河野は初の大三冠を狙う。微妙に河野に向けて風が吹いているとも言えるのだ。


雑感

日本は言論の自由、特に重要な政治的言論の自由が高度に保障されている素晴らしい国です。今回の改元についても賛否両論あるようですが、それを自由に論じられるのがいい。国家が決めたことを顔と名前を出して批判しても何の不安もないことが、水と安全のように(?)所与のものと思ったら大間違いです。それが無い国もあるんですよ、いっぱい。すぐ近くにも…。ところで今回の件も他の件と同様、意図的な混同が伺えます。他の件で最も有名なのが管理人が以前書いた、憲法解釈変更による自衛隊の活動範囲の拡大です。どういう主張や見解を持つのも自由ですし、それを表明するのも自由。ただ、自衛隊は合憲だがこれこれの活動は違憲(違法)という立場と、そもそも自衛隊は違憲という立場は、全く異なります。それを意図的に混同するのが恣意的扇動的言論の場です。今回の改元も、元号は良いが令和は気に入らないという立場と、そもそも元号を否定する立場では、全く異なります。後者であればどういう漢字を使おうと必ず反対であり、漢字について論じること自体に意味が無いわけです。それをさも意味があるかのように「言論の場」を設定するのは、誤導でありプロパガンダであるのです。なお前者も「この元号なら支持する」ということを表明するのが責任ある議論であり、それをしないならやはり聞く意味のない議論です。


近時の雑感

凄い結果を残しているプロは、日々怠らず修行している。プロだからその対象で生計を立てているわけで、立派である。ところでこの「日々怠らず修行する」ことにより腕前を維持上達する、逆に言えばそうしなければ維持上達できないのは、生計を立てる対象に限らず、いかなる競技・技芸にも当てはまる。そして、生計を立てる対象ではない、つまり1円にもならないことに日々怠らず修行する人もいる。それで確かにその腕前は維持上達するが、それで一体どうやって生計を立てるのか。バカである。しかし、愛すべきバカである(その家族以外にとっては)。


顕謀

陰謀論は話としては面白いので小説や漫画や映画の脚本としては良いのですが、現実社会で真顔で言う人は典型的な「ダメ人間」です。消費者被害の被害者になる確率が高いと言えます。現実社会は陰謀で動いているのではなく、「顕謀」で動いています。「自分だけが気づいている」のが陰謀、「誰もが知っている」のが顕謀です。「自分だけがこのお得なビジネスに気づいた!」…うーん、まさに典型的な消費者被害の心理です。顕謀について声高に批判することはあまり意味がありません。顕謀が行われているのは、その利益状況からです。金になるから行われるのです。そこが金にならないようにする対策を考え、実施するほかありません。


新元号

来月1日からの新元号「令和」、一発で変換できた…はともかく、管理人を含め誰もが思った「昭和と和がかぶるのはどうなんだ…」という点。しかし実のところ元号は「かぶり」は気にしていないのです。平成まで247もある元号、漢字は72字が使われ、最多は「永」の29回、2位が「元」「天」の各27回、4位が「治」の21回、5位が「応」の20回、6位が「正」「長」「文」「和」の各19回、10位が「安」の17回です。このベストテンに明治の治、大正の正、昭和の和、が入っています。また、「大正」「昭和」と「しょう」を続けており、連続する元号のため「たいしょうしょうわ」と話す機会が多くなるのに、「しょうしょう」と続けさせることを気にしない。今回、「和」は6位から5位に上昇し、「正」「長」「文」は7位に下降するわけですが、近いところで「明和」が1764年-1772年で、「享和」が1801年-1804年です。ここで28年3ヶ月ほどの間隔で「○和」とかぶっています。今回は30年3ヶ月ほどなので、前回より2年も長いのです。一方、72字の使用漢字のうちなんと30字が1回しか使われていない。そして昭和の昭、平成の成、これらはその「1回組」なのです。令和の令、これも「1回組」であり、初使用の漢字を含めるのが3回続くことになります。これは予測を外す意図からもたらされた現象でしょう。初使用の漢字とかぶりの漢字の組み合わせ、これは予測できません。そして気づかされることは発音。管理人の素人音感分析で、「めいじ」→「たい・しょう」→「しょうわ」→「へい・せい」と、1拍→2拍→1拍→2拍、と来ていたので今回は1拍だと思っており、やはり1拍でした(2つ目の漢字の母音が1か2かで全体の長さが違ってくる感じ)。ちなみにこの法則は、「けい・おう」←「げんじ」←「ぶん・きゅう」←「まんえん」(「ん」は母音ではないので母音という観点からは1)←「あん・せい」←「かえい」(1文字目が母音1なので全体としては1拍)←「こうか」と、ここでようやく明確に崩れます。幕末から続いている法則なんですねえ。ただ、出典が中国古典ではなく万葉集というのは、伝統を逸脱しています。古代はともかく、中世以降は平成までほぼ全て中国古典(ごく稀に中国王朝の元号)を使ってきているわけで、今回も万葉集はともかく中国古典にも根拠づけることは可能と思えますが…何しろ出典にできる中国古典の範囲は非常に広いので、令と和の両方が出てくる箇所は探せばあると思うんですよね…

追記:さすが30年前と違ってインターネット時代の知の奔流は素晴らしい。もう令和の中国古典の出典が指摘されているwそもそも万葉集の当該箇所が昭明太子の文選(元号の出典の常連)を元にし、それが王義之の蘭亭序(元号の出典に相応しい古典)を元にし、それもまた張衡の帰田賦(何それ?これを契機に調べてみるか…でも陶淵明の帰去来時っぽい?)を元にしていると。もちろんこんなことは考案者は誰よりもよく知っているはずで、つまり令和は中国古典を日本が取り入れた結果としてのハイブリッド出典ということである。これには管理人も納得w



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