第1局

いよいよ始まった棋聖戦。井山裕太棋聖に挑戦するのは、河野臨。昨日から本日にかけて打たれた第1局、握って、黒番井山・白番河野。

初日、右上隅はマスター定石か。封じ手の時点で、右辺の黒模様を抑えつけた白4子が厳しい攻めに遭わないなら白が打ち易い流れだろう。封じ手は仕方なく?背後から迫ったが、54まで下辺の白に厚く繋がられては攻めが空振りした。この時点で白がかなり打ち易い流れか。94と中央の黒に攻めかかったのは非常に厳しく、もう黒はシノぐのに精一杯である。なにしろ右辺を分断されて右上の黒との絡み攻めなのだから…146と中央黒への猛攻が始まった時点でもう黒無理だろう。なにしろ黒は六分割されてしまっている。174は斬首されたようなもの。178手完、白中押し勝ち。

井山、名誉棋聖に向けていきなり苦しい開幕である。だいたい、ここ数年の井山の「大爆発」に最も悔しい思いをしているのは河野であろう。平成四天王に続くのは、年齢的にも実力的にも自分しかいないと自負していただろうに…。ここで序列1位の棋聖戦に河野が登場してきたのは、井山にとって大きな試練である。河野は棋士人生の集大成としてかかってくる。河野はとにかく「読みが強く、正確」な碁である。高尾とはまた違う棋風、余や一力をより「隙が無く」したようなものか?井山、この苦しさを乗り越えて名誉棋聖となれ。あとは井山のモチベーション次第である。

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今日の雑感

定先の白番、つまりアマ相手でも、普通の手、つまりプロが打つような、見かけるような手では飽きたらず、もっと良い手はないかと、敢えて捻った手を打って、案の定、悪くなってしまった。しかも、ゲタを見落としてるし…。でも、より良い手を打とうというのは向上心の表れだから、強くなる可能性があると、前向きに考えよう。勿論、打たないと強くならないわけだが… それはそうと、お爺ちゃんの集まりでは、食事は人数の半数分くらいでいいんじゃないのかと。 -----

親近感

天頂の囲碁5でそれなりの性能のPCでも、九路盤だとほとんど勝てません。どう打っても、うまいことやられてしまう…。アルファ碁に対する世界のトップ棋士も、同じように感じているのでしょうか。そうであれば、ちょっと親近感がわきます。

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saiの正体?

インターネット上の謎の最強棋士の正体は(やっぱり?)アルファ碁でした。それにしても、早碁とはいえ(?)世界中のトップ棋士を相手に60戦全勝は、もう完全に手合い違いです。それも定先なんてものではなく、二子三子といったところ。ていうか、二子差なら60局も打てば一発入ることもあるでしょう。三子以上は確実かと…恐ろしい、本当に恐ろしい。昨年3月の時は、イセドルが1回勝ってくれたため、人間より少し強いくらい?と強弁することも不可能ではありませんでしたが、今回はもう無理。でも、全盛期のイチャンホとか、全盛期の?羽根直樹とか、そういう「正確派(?)」の棋士に時間をたっぷりあげて打ってもらいたいものです。管理人的には全盛期の武宮正樹が最も希望ですけどね。叶わないことを言っても仕方ない。

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sai

新年早々、またネット碁に謎のAI?棋士が登場して、井山もやられたらしいとのニュースが。これは大変なことになってきたで。世界最強棋士の柯潔も完敗したら、もう人間には全く勝ち目がない、まさに神の領域ということ…その神を、世界中の囲碁ファンが「sai」と呼ぶことになるだろう…

追記:その後、韓国No.1のパクジョンファンと中国No.1にして世界最強の柯潔も敗れ、対トップ棋士50戦全勝との情報が。もう完全に人間とは次元が違う…

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ハードウェア

「ネット上の超絶棋士『神の手』 囲碁界騒然、正体は?」というニュース記事を見ました。管理人としては特に情報を持っていないですが中国あたりのアルファ碁のコピーソフト(コピーといってもグーグルが許諾する範囲でのアルゴリズムの使用)ではないかと推測しますが、この種の話で重要なのはハードウェアなのです。

DeepZenGoが圧倒されたというのもネタとしては面白いですが、そもそもアルファ碁がイセドルを圧倒した時のハードウェアは「CPU:1202/GPU:176」という、はっきり言って部屋いっぱいの大きさのスパコンなわけです。DeepZenGoだってこのくらいのスパコンを使えばもっと強いのは当然。今回の神の手の話も、中国あたりならスパコンも余裕で用意できるわけで…

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今日の雑感

相手がプロだと考えすぎて、変な手を打ってしまう。普通の手は注文に思えて。しかし、普通の手で良かったという。定石書に載っている普通の手より良い手を捻り出せるのはプロだけ。 -----

これはひどい…?

本日のプロアマ本因坊戦、井山流石の中押し勝ち。それでも終盤まで優勢に打ち進めたアマ本因坊は凄い。手合割は2子黒3目コミ出しとはいえ、井山にここまで打てるプロだってそう多くはないだろう。ところで高尾、「次の一手クイズ」のABCD4択で、管理人はDだと思ったが井山が打ったのはCだった。ただしその一手ずつの交換をしただけでDに打った。高尾はこれ(Cの交換)の意味が分からない、後で井山さんに聞きますと言っていたのに、聞かなかったのはイカン。イカンぞ。それを楽しみにしていたのに…

そして昨日記事を書き忘れたことに気付く。やれやれ…

と思ったが、確かに書いた。おかしい、絶対におかしい。そして見直してみたら、なんじゃこりゃああ!!前日付けになっているではないか!!!以前(2016.03.17)に記事を「書き忘れた」時も、同様に前日(3/16)付けになっている!!つまり、gooブログの技術的不具合でこうなったのだ。これはひどい…

昨日の記事なんて、DQ11に関することなんだから、一昨日に書けるわけがない。そして、日付を修正しようとしたらできたww3/17の記事も修正できたww修正できたとはいえ、ひどい不具合である。「投稿日時」で「現在日時をセット」を押せ、ということかもしれないが、一旦アップロードした記事ならともかく、アップロードしたことがない記事の下書きの、「書き始めた日時」がデフォルト設定であるとすると、そんな日時に意味はないことから、不具合に近いと考える。

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井山裕太が天元を防衛

井山、一力の大石を撲殺して大勝。この複雑な捻じり合いを制して天元を防衛!

まあなんだ、さすがの井山も伊田と一力には「1敗は、する」ということ(余には1敗もしないが)。村川には奪取までされたからな…いまだに井山より歳下で井山からタイトルを奪ったのは村川ただ一人。それはそうと、河野が柯潔に完敗。ヒデー碁だ。やはり井山しかいない。今度のワールドなんちゃらには柯潔は出なさそうだが(残念)、そこで井山が優勝して、柯潔のほうから「井山と打ちたい」というようにならなければ。とにかく井山は今年の公式戦は終わり…名人リーグはどうだっけ。もう年内はないかな。年末年始でゆっくり英気を養ってほしい。名人失冠という痛くて痛くて痛すぎることもあったが、とにもかくにも自身も成し得なかった未成年タイトル者は防げたし、ほんと、お疲れさん。

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今日の雑感

劣勢でもクサらず粘り強く打ち続ければ、相手が緩着を打って逆転勝ち。クサらず粘り強く打っても相手が間違えなければ負け。ただ、それは仕方ない負けです。囲碁も人生も百戦百勝とはいきません。精一杯打って負けたなら人生にとってマイナスとはなりません。

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名人リーグ予想

明日開幕する第42期名人リーグ。例によって結果予想をするが、今期はいつにも増して悩ましい。なぜなら井山がいるからだ。昔から「リーグ入りは一流棋士の証」と言われている。普通の棋士はリーグ入りで「二流棋士から一流棋士に評価が上がる」が、井山はリーグ入りで「超一流棋士から一流棋士に評価が下がる」のである。この域に到達したのは今までチクンと井山の二人だけ。さて予想だが…

挑戦者:山下

その他残留:井山・張・河野・羽根・坂井

陥落:村川・黄・余

挑戦者は、敢えて山下と予想する。井山といえど名人リーグで勝ち残るのは容易ではない。かつて井山は山下に名人を奪われた直後の第37期で挑戦者になれなかった。一方、山下には「あとこれだけは達成したい」心残りが二つある。一つは十段、もう一つは高尾との番碁。高尾が十段の2年半前に挑戦者になれば両方を一度に達成できたのだが、仕方ない。それはそれで自分で頑張ればいい。しかし井山が七冠になって高尾との番碁はついに実現しないかと思っていたら、今回予想外に機会がやってきた。山下は「井山+平成四天王の他3人+河野」の5人との関係で、高尾以外の4人とは、それぞれ3回以上、番碁をやっている。しかし、なぜか高尾とだけは1回もない。不思議な巡り合わせである。山下vs高尾、この「剛と剛」の戦い、「剥き出しの剛と内に秘めた剛」の戦い、一度は見てみたい。山下も38歳になり、今年の棋聖戦を最後に番碁に出てきていない。そろそろ「全力を投入する棋戦を絞る」時期になってきた。山下は不調の本因坊リーグを捨て、名人リーグに集中するであろう。

残留組だが、井山は37期と同様の2位の可能性が高いが要するに残留と予想する。張は復調しているものの波がある。河野は棋聖戦で手一杯。羽根は好調だが順位が悪いし本因坊リーグに集中するだろう。坂井は明日の初戦が極めて重要となる。ここで井山に勝てば、まさかまさかの挑戦者の目も出てくるが…かつて名人リーグ6期連続残留の底力でしぶとく残留すると予想する。

陥落組は、村川は調子を落としている。前期の名人戦も今期の棋聖戦もあと一歩のところで挑戦者になれず、これは一旦落ちる流れである。黄は井山との番碁は実現してほしいが難しいのかな…同じ台湾出身の先輩張と後輩余に挟まれて、強い棋士ではあるが公式七大タイトルで挑戦したことがないという、蘇とか溝上とか瀬戸とかと同じ流れを感じる。余はなかなかリーグに残留できない。今期の面子で残留すれば立派だが…

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第3局

本日打たれた天元戦第3局、黒番井山・白番一力。

この碁はわけがわからない。序盤の井山の穏やかなノビ、どんどんノビてまるで武宮。一力がすぐに打ち込んだのも焼き餅だし、井山が取りに行かず一力が手を入れた流れもよくわからん。その後、左下隅は白が外勢を取って打ち易くなったと思う。左上隅では黒がツブレ寸前まで行ったと思う。それが、なんだかよくわからないうちに一手寄せコウになり、さらにわからないうちに下辺を白が7本も這って、そして意味不明な状況で白が投了。黒中押し勝ち。

井山、1勝1敗からの天王山の一局に勝った。しかもこのわけがわからない大乱戦を制した。これは大きい。この「これは大きい」って、ヒカルの碁で倉田がヒカルとの一色碁でヒカルが失着した時の感想か…「俺が戦っているのは柯潔でもパクジョンファンでもない、ただの19歳のガキだぞ…」というところ。一力もこの大乱戦についていけている時点で凄い。これは楽しくなってきた。でも井山は次で決めろよな。一昨日発表したワールドなんとか、その手前からしても一力に負けてはいけない。

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ワールド碁チャンピオンシップ

昨日、日本棋院が発表した「ワールド碁チャンピオンシップ」、これは大ニュースです。結論から言えば「井山のために国際戦を作った」というものです。会場が日本棋院関西総本部であることからも一目瞭然。協賛が「NTTドコモ、三井住友カード、大和証券グループ本社、阪急電鉄」とは、日本棋院がここまでのことを成し遂げたか…凄い。

アルファ碁に出場を打診したが断られたとのこと、これは残念ですが仕方ない。DeepZenGoにもっと強くなってもらうほかありません。管理人として唯一の懸念は、中韓の出場棋士が発表されなかったこと。はっきり言って、ここまで来たら、中国は柯潔、韓国はパクジョンファン、この2人でないとわざわざこんな大会を作った意味がありません。誰が見てもこの2人がそれぞれの国のNo.1なのですから、この2人を呼ばずして誰を呼ぶのか。この2人が来てくれないなら、大会としての格がガタ落ちです。それなのに昨日の発表の時点では「調整中」としか言えなかった…ギリギリまで交渉して、まだOKが出ていないのだと思います。昨日の夜が発表の最終期限だったのでしょう。ここだけですね、懸念は…ここさえ実現すれば

「あとは勝つだけや」

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